7月後半のコロナ感染から始まる超絶体調不良、そしてお盆休み前後の超繁忙期を乗り越えて、ようやく平穏な日常が訪れています。
歩くのもつらい時期
娘は、夏休みの前半はコロナ感染で出られなかった学校の部活が始まり、毎日出かけるようになりました。(それまではひたすら家でゴロゴロしていた)
息子も夏期講習が終わり、夏期講習の宿題に追われなくなりました。
末っ子は、コロナ中ばかりかその後も親が習い事をすっぽかしちゃったりしていたのですが、秋の発表会やらに向けて、親(私)に練習を見てもらえるようになりました。
勉強する息子の背後で在宅ワーク
私の日常というのは、在宅で派遣ワークして、その他の時間で家事とライターの仕事をするというものです。その場所は「子供の勉強部屋 兼 在宅ワーク室」。娘の中学受験用につくった、机と本棚のみの部屋です
「机の横にベッドを置いてはいけない」というのが我が家の結論
以前は夫が在宅ワーク室で仕事をして、私がリビングで仕事をしていました。在宅ワーク室になる前は夫の個室だったので、自然にそうなっていました。
しかし、この夏は私のライター業が忙しくて朝も夕方以降も仕事をするのと、夫が週3で出勤になったのとで、私が在宅ワーク室を譲り受けることになりました。
快適でびっくりしてます。やっぱり仕事には個室が必要だわ。
この在宅ワーク室には、息子と娘の机が並べてあって、その後ろに可働式の在宅ワーク机が置いてあります。机で勉強する息子の背後で仕事をするかたちになっています。
後ろにずっと親がいて、「ほら集中する」とか「姿勢!」とか、口出してくる状況。
自分だったらめちゃくちゃ嫌ですが。
けっこう嬉しそうにやってる息子
「ママ~、ここ分かんないんだけど」
とかならまだいい。
「ママ~、次に麦わら海賊団が激突する相手って、誰かわかる?」
「うちにあるポケカで1500円で売れるのがあるんだけど~」
とか。
ちょっとうっとうしいですが、息子は話し相手がいて嬉しいみたいです。1人で集中することは、まだ息子には難しいので、この体制がいいのかもしれません。
こんな息子ですが、いずれ反抗期が来るだろうし、貴重なひとときと思って楽しんでいます。
なぜ、早稲アカには教材がいくつもあるのか?
本題です。
ふだん早稲アカは、四谷大塚の予習シリーズと演習問題集に加えて、早稲アカがつくった錬成問題集とか上位校への算数(これはSSクラスだけ)とかをやっています。
予シリにも演問にもやりきれないページがいっぱい残ってるのに、宿題になっているから錬成問題集をやらなきゃいけない。
季節ごとに教材を購入している親にとって、白紙のまま積み上がっていくテキスト類を見るのは、もう、耐えがたいことです。ストレス溜まります。娘のは全部捨てたけど、本当にもったいなかった。(予シリが改訂されてて息子は使えない)
なんで、こんなにいっぱいあるんだよ、と。なんでウチの子は白紙のままにするんだよ、と。
夏期講習でも同じです。
四谷大塚の教材と早稲アカの教材があって、プリントもいっぱいあって、テキストの大部分が真っ白なままです。
答え「子どもは一度やったことはやりたがらないから」
以前、塾のママ友に聞いたことがあったのを思い出しました。
話の流れは忘れましたが、とにかく先生に「なぜテキストがいっぱいあるのか」的なことを聞いたそうです。すると先生は次のように答えたのだそうです。
「(算数の話)予シリと演習問題集は、ほぼ同じ問題が載っています。予シリに載っている問題だけを繰り返し解いても、できるようにはなります」
「でも、子どもは一度やったことのあるところをもう一度やるのが大嫌いなんです」
「だから何度も学習させるために、演習問題集があり、さらに錬成問題集があるのです」
こ、子どもってそんな? そのぐらいやってよ、繰り返し。同じ問題集を。
繰り返しやれる子は、間違いなく優秀
思い返してみると娘が小5のとき、算数の先生に「演習問題集の練習問題を繰り返し、解くように」と言われていました。校舎トップの子は、毎週2回は必ず解いてくる、3回のときもある、と。どんどん早くなるから楽しい、と言って解いてますよ、と。
組分けテストの5週周期でいうと、2週目には1週の間違えた問題、3週目には1~2週の間違えた問題… と間違えた問題だけでもいいので、何回もやってください、と。
娘もこれを実践した時期もありましたが、練習問題ってけっこう手ごわいですからね。いくら言っても白紙のページが残りまくる「上位校の算数」シリーズを進めるほうにシフトしていきました。
一度やったところをまたやるより、手つかずの新しいところをやるほうがテンション上がるみたいですしね。
一度やって、しかも正解した問題を「もう1回、今度はもっと早く解けるかも!」って前向きに取り組める子って。その事実一つとっても、優秀すぎる。
というわけで重宝する、手つかずの「夏の課題」by早稲アカ
夏期講習の算数は、早稲アカの錬成問題集で前期の復習をしつつ、四谷大塚のテキスト「算数 必修編」というテキストで後期の先取りをしていました。そして例によって、この後期先取りに対応するテキストとして、早稲アカ制作の「夏の課題」をもらっていました。
息子の「夏の課題」、真っ白。
「必修編」が宿題に出て、「夏の課題」はできる人やっておいて、だったらしい。本当だろうな。
でもまっさらな「夏の課題」があるおかげで、今は自習がいっぱいできて助かっています。「ここもうやったし!」ということがないから。
巻末に、組分け対策テスト①~⑤がついていて、「これをやってできていないところを復習しよう」ということになったのですが、結果、頭から全部復習しています。
まっさらなテキストは、普通の子どものやる気を多少、上げてくれるみたいです。
親は違うけどね。親は脱力してますよ。
まあ、がんばってほしいです。夏休み明けの組分けテストまで10日!