【中学生活】東映アニメーションミュージアムに行ってきた――ワンピースに熱い夏③

シルバーウィークも仕事をし倒してしまいました。

なんかもう雨ばっかりだし、台風も来るし。夏は完全に終わりますね。

仕事をする私の隣で、つい先日まで中1の娘が必死に夏休みの宿題をやっていた気がするのに…

今年の夏休みの話

受験が終わってから、基本的にジャンプアニメばっかり観ていた中1娘ですが、今はワンピースに思い切り浸っています。

前々回

前回

続きです。

夏休みの自由研究「動画制作」に関連する博物館とは

娘は、ふだん趣味で、アプリでアニメ切り貼り動画やオリジナルイラスト動画を制作しています。

で、夏休みの宿題の自由研究、初めは色々考えていたみたいですが、最終的に面倒くさくなって「つくった動画でいいか」となったようです。

しかし。

自由研究には「関連する博物館や美術館などの施設に行くこと」という条件がついていました。

なるほど?

アニメ動画制作に関する博物館… 検索すると、一番近いところで大泉学園にある東映アニメーションミュージアムが出てきました。

ワンピースの映画つくってる東映だよ!いいじゃん!!

となりつつも、本当にいいのか? 何度も娘に確認しましたが、娘も「いい」と言うので。

行ってきました。

練馬区大泉の東映アニメーションミュージアム

今はコロナで完全予約制になっています。入場料は無料です。

場所は、東映の大泉スタジオに隣接しているところで、映画館があるT.ジョイの向かい側、LIVINの隣です。

東映アニメーションミュージアム

予約時間にいくと、入口で人数分の見学シールをくれます。これを見えるところに貼って、入場。

入ってすぐのところには、例の「長靴をはいた猫」の像が立っていました。その向こうには、あのカプセルが…!

あとあのアレが…!

資料展示エリアとわくわくエリア

ミュージアムは、大きめの企業のロビーくらいの広さのところで、入って左側が「資料展示エリア」、右側が「わくわくエリア」という小さい子が遊べるスペースです。

中1娘と私はもちろん、わくわくエリアには行きません。

資料展示エリアのコンテンツの半分はこんな感じ(撮影禁止)

  • おジャ魔女どれみの絵コンテ
  • おしり探偵の何か(忘れてしまいました)
  • ダイの大冒険の設定資料
  • アニメ―ションができるまで←ここが今回のメイン
  • 東映アニメーションの歴史

などなど…

そして。

ワンピース!

ワンピースのスペースはダイの大冒険の3倍ありました。

ケースの中にコミックス全巻が並べてあり、その背表紙だけでも娘はすごい盛り上がっていました。

あとワノ国編の設定資料。キャラクターデザインがモニターに流れていた気がする。

アニメ1000話記念の声優さんたちの寄せ書き

ワンピース、今アニメでやってるワノ国編の途中で1000回を迎えたんですよね。

オープニングが特別編になって、それがどれだけ熱いことか、娘にめちゃくちゃ説かれてたので。飾られていた記念の寄せ書きを、私も感慨深く見ました。

映画「FILM RED」

上・中・下と3冊の台本がケースに飾られていて、それぞれルフィ、ウタ、シャンクス役の声優さんのサインが入っていました。

あとは設定資料とか…?

あとモニターで映画の場面が流れていた気がする。

プリキュア年表に泣く

そして東映アニメーションといえば、プリキュアですよ。

わくわくスペースのほうに、プリキュア大好き少女向けのフォトスポットもあります。

でもやっぱり、幼女をとっくに卒業した娘と私に熱いのは、全プリキュアの歴史を網羅した「プリキュア年表」

中1娘は、幼稚園入園前にプリキュアにはまって、DVD借りまくって観まくった時期がありました。

だから、初代~ドキドキプリキュアまでは、ほぼ把握してます。私は、この2013年バージョンのオールスターメドレーを聴くと今でも涙が出てきます。2歳差姉弟をワンオペ気味に育てて、一番きつかった時期とリンクしているからだと思う。最後のドキプリのところが一番泣ける。

娘はその後、幼稚園の年中でプリキュアを見なくなったのですが、小学校に入ってから魔法使いプリキュアで突然復活したんですよね。で、それからしばらく映画を春秋と観に行ったりして。だから年表の中盤まで楽しめました。

ちょっと残念だな、と思うのが、うちの末っ子女子は6歳でプリキュア適齢期にもかかわらず、プリキュアにほとんど触れずに育ってきているということ。日曜日の朝にまったりプリキュア観る余裕がないせいか? Youtube動画ばっかり観てるからか? ←多分こっち

ちょっと話変わりますけど、このあいだ久々に末っ子とアンパンマンのおもちゃで遊んだら、ジャムおじさんの名前が出てこなくなってました。末っ子のほうが。もうこの子とは、コンテンツの思い出を共有できないのかな、と思いました。

なつかしのあのアニメが! 東映アニメーションワークス

展示スペースの最奥には、大きなモニター(=東映アニメーションワークス)があって、これまでの東映アニメーション作品のサムネイルが漂っています。置いてあるタッチペンでサムネをタッチすると、詳細情報が見れて、オープニングテーマまで流れる。あとサムネをピン止め?すると、関連作品が集まってくる。

もう懐かしいアニメがいっぱい。

キン肉マン、たたかえラーメンマン、Gu-Guガンモ、愛してナイト、かぼちゃワイン、ダッシュ勝平、ビックリマン、メイプルタウン物語… あさりちゃんも東映のはずなのに、サムネ見つけられなかった。

そういえば私は、小さい頃に再放送も含めてアニメを観まくっていて、東映マンガ祭りも観に行っていたのでした。サムネの画像でほとんどの作品タイトルを言い当てることができる私に、娘は若干引いてました。

アニメだけじゃなくて、特撮もバラエティもドラマも観てた。どんだけテレビ観てたんだ自分… と。その上漫画も読みまくって、ファミコン出てからはゲームもしまくって。

動画を観まくる子どもたちのこと、全然言えないわ…

と、内心、反省しました。同じ轍は踏ませないからな!!

親子で楽しめる

外に出たところには、自由に落書きをしていい黒板がありました。娘はウタを、私はキン肉マンを描きました。

出入口横にはミュージアムショップもあります。娘は「別に興味ない」とスルーしていましたが。さっきまで、あんなに盛り上がってたのに!!

隣のLIVINのさびれっぷりがちょっと心配になりましたが、東映アニメーションミュージアムはピカピカで、今どきな工夫がいっぱいで、親子で楽しめるスポットでした!

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