昨日は月曜日でした。
土日は子供関連の用事で忙しく、週明けはぐったり…というのは、わりといつものことです。
しかし、昨日は。
なーんか、耳が詰まってる感じがする。水が入ってるみたいな。音もクリアに聞こえない。
だんだん不安になり、耳鼻科に駆け込むことに。症状や病院の診察結果、考えられる原因や対応策をまとめました。ちなみにまだ耳詰まってます。
耳詰まり感以外の症状はない
風邪症状もなく、鼻水も鼻詰まりもなく、耳詰まり感=耳塞感(じそくかん)以外は元気でした。
「今日も雨だから、気圧の影響かー?」なんて言って耳掃除したりしてたのですが、午後になってもおさまらない。
ネットで軽く症状を調べ、「滲出性中耳炎かも」と思いました。耳の中に水がたまる、子供がよくなるやつです。
私は数年前に大人の急性中耳炎で激痛で転げまわった経験があります。中耳炎は怖い。もう絶対に二度となりたくない。
というわけで、午後一番で近所の耳鼻科医院で受診しました。
さすがに新型コロナ流行中という情勢下、院内は閑散としており、すぐに順番がきました。
風症状なしで中耳炎はない。気圧の影響なわけない
耳、喉、鼻とみて「鼓膜もきれいだし、鼻も喉も炎症なし」との診断。
「あ、中耳炎じゃないならよかったです」
という私に、先生は
「風邪症状がないのに中耳炎ということはない。気圧なわけはないし」
と、ピシッと言い切りました。
「神経の異常が考えられるので、聴力検査しましょう」
え…?
これは…自分で調べたときに「ないな」と思っていた、突発性難聴の可能性が出てきたのか!?と、身構えつつ、看護師さんに連れられて検査ブースへと入りました。
聴力検査の結果…低音域がグレーゾーン
まずはオーソドックスな、ヘッドフォンを用いた聴力検査。健康診断の時より緊張して、ピー音に集中してボタンを押しました。
次に、耳の後ろの骨に機材を当てて、同じようにピー音を聴きとる検査。
検査後はいったん待合室に戻って、結果を待ちます。
結果は…
低音部の突発性難聴…?
はっきりと診断名が出たわけではありません。
検査結果の折れ線グラフを見ると、左半分の折れ線が右半分より明らかに下の方にありました。左が低音、右が高音。
折れ線の3点以上で基準値を下回ると「難聴」と診断されるのだそうです。私の場合、そんなに大きく下回ってはいないものの「異常といえる」というくらいの数値らしく。
と、突発性難聴ですか?
「でも、低音部の難聴は自然治癒することも多いんです。他にメニエール病の可能性もありますが…めまいとか、あります?」
めまい、めまい…? ないみたい…です。
「いずれにしても有酸素運動ですね。ハアハア息切れするくらいの運動を毎日。あと、睡眠不足にならないように」
以上。
投薬も、次回の予約も必要なし。
メニエール病と言えば『神童』だが
さそうあきらの『神童』という漫画をご存知でしょうか。1998年頃一世を風靡した漫画で、当時は大学の先生が講義でこれについて熱く語っていたりしていました。私も素直に読みました。
のちに松山ケンイチ主演で映画化もされました。
作中で、主人公が出会う天才ピアノ少女、うた(少女の名前)がメニエール病になるんです。
うたの発症からストーリーは破滅的に展開していきます。それで、メニエール病の怖さが刷り込まれてしまったんですね。漫画の内容は忘れてるのに「怖い」という感覚だけ残っています。
あとその後、タッキー&翼の今井翼がメニエール病になりましたよね。
まさか、自分にメニエール病の疑いがかかる日が来るとは…
検証する必要もないくらいの疑いだけど
メニエール病は内耳のリンパが滞る病気
詳細はここでは省きますが、メニエール病では内耳(鼓膜の内側)のどこかがむくんだ状態(浮腫)になるそうで、浮腫の部位によってめまいが強く出たり、難聴が出たりと症状も変わるらしいです。原因は不明。
私がめまいがないからといって、メニエール病ではない、とは言いきれないわけですね。
しかし、メニエール病は軽度なら有酸素運動と規則正しい生活で軽快する、という情報もありました。耳鼻科の先生の言ったとおりですね。
メニエール病には厳密な診断基準があるそうで、そこに当てはまればメニエール病。当てはまらなければ別の病気ということになるようです。
たとえば…
急性低音障害型感音性難聴
要は低音部が聞こえにくい状態。今回の私の状態です。
内耳のリンパ液が滞っている場合と、内耳の血流が悪くなっている場合の2つがあるようです。
しかし、その原因はとなると、ストレスや慢性的な疲れ、睡眠不足、運動不足など…? とはっきりしないようです。
どちらにせよ、有酸素運動で改善しそうですね。
色々調べてみて、耳鼻科の先生が言っていた「自然治癒しやすい」というのも確かなことが分かりました。
突発性難聴との違い
ストレスが引き金になって突然なる難聴、といえば有名なのが突発性難聴ですよね。これと急性低音障害型感音性難聴(低音難聴って言っていいですか)は、かなり違うようです。
突発性難聴はおもに片耳に症状が出る
突発性難聴は片耳に症状が出るそうです(大事なとこなので2回)。
私は両耳に耳塞感があります。左の方がひどいけど。検査結果も右耳、左耳ともに低音部の聴力が落ちていました。
突発性難聴は症状の波がない
改善したり、悪くなったりといった症状の波がないのが、突発性難聴の特徴だそうです。
逆に低音難聴は、よくなってきたり、しかし再発してもっと悪くなったり、と波があるらしいです(ただし、再発時は大体が悪化しているらしい)。
突発性難聴になるのは一回だけ
で、一回治ればもう発症することはないのだそうです。ただし、3000人に1人といわれるこの病気で、完治するのは3分の1で、3分の1は軽くなるだけ。3分の1は治らないのだそうです。
治らないのは辛すぎる… 。だからこそ、聴力に異変を感じたら、即、耳鼻科を受診するべきなのだそうです。治る可能性が上がります。
一方の低音難聴ですが、繰り返すことが多いようです。それも嫌だ…(先に述べたように再発時は悪化していることが多い)。
突発性難聴も原因は不明
内耳の血流の悪化と、ウイルス感染という、おもに2つの説があるようですが、はっきり分かってはいないそうです。さらに、その原因はというと、やはり不明です。
また、メニエール病も突発性難聴も、それから低音難聴も、とにかく内耳にある神経系に支障をきたした状態。という点は、共通しているようです。
私の場合—考えられる原因
難聴は原因不明、って散々いってきましたが、私の場合の原因は…?と、どうしても考えてしまいます。そして、結構思い当たる節があります。
運動不足
新型コロナウイルス流行で、今年の2月末から今もずーっと自宅勤務です。仕事以外の外出もかなり自粛しています。買い物は生協かネットスーパー。
たまにウォーキング、最近ではSwitchでフィットボクシングをやっていましたが、病的なレベルの運動不足に陥っていたのかもしれません。
ホットヨガ
実は年初にホットヨガスタジオの会員になっていたのです。疲れない体作りがしたくて…でも、新型コロナで延び延びになって、先月6月にやっと通い始めたのです。
これまでに4回行ってて、先週の金曜日にも行ったんですよね。で、月曜に難聴を発症。
ホットヨガは「運動する環境としてハードすぎる」「自律神経が乱れる」という説がありますよね。
運動不足だったところに、いきなりホットヨガ。よくなかったのかな… 調べたところでは、はっきりした因果関係は分からなかったのですが(そもそも難聴の原因が不明だし)
ともかく、難聴の症状があるうちはホットヨガには行かないようにしてみます。症状が治らなかったり、また難聴になったりしたら退会…かな。
ストレス
一番なさそうなんですけど。仕事は全く忙しくないし。
でも、仕事で役に立ってない感がすごくて、それがストレスになっていたのかもしれません。
あと、次の派遣契約は更新されないだろう…というプレッシャー?
そして、子供2人が中学受験。これが最大かも。
受験勉強を管理するストレスと、それ以上に「少なくとも今の収入レベルをあと20年保たないといけない」という経済的な重圧が…
自然治癒を目指してできること
3箇条にしてみました
1. 毎日1時間程度の有酸素運動をする
2. 寝不足にならない
3. 飲酒を控える
2の寝不足については達成できていた気がします。3の飲酒についても、最近は控えてたんだけどな。
とりあえず、毎日フィットボクシング45分コースだな!
耳詰まりながらもがんばります!