先週、小5息子のカリキュラムテストがありました。
前回、2週間前に5年になって最低の偏差値を取ってきたため、「自立させようプロジェクト」を見直すことになったのですが。
つい昨日のことのような…
今週、4科の偏差値がさらに下回ってしまいました。
カリキュラムテストで史上最低偏差値を更新Part2
(前回)4教科平均で偏差値44。国語の偏差値は40くらいでした。
(今回)4教科平均で偏差値43。国語の偏差値は38くらいでした。
今回、理科がとてもよくて偏差値64。なのに平均すると43。算数も40ちょっとの偏差値で、「コラッ」と言いたくなる成績でした。自立プロジェクト中だから言わないけど。
ただし息子は、今回も前回も土曜日にサッカーの試合が入っていたので、カリキュラムテストを木曜日に振り替えて受けたのです。金曜日は塾で算国の授業があるため、算数は例題半分やらない状態で受けたことになります。それで算数も悪かったのかもしれません。
とはいえ。
やっぱりひどいこの成績。
ガバガバだったチェック体制
宿題もちゃんとやってるのになぜ…? あれ、もしかしてやってないのか…?
夫に聞いてみました。
「息子を自立させようプロジェクト」の前回のテコ入れで、夫が息子がちゃんとやっているかチェックする担当になっています。
「息子がスケジュールノートに書いたことはやってるけど」
最近は息子の学習は、ウィークリーのスケジュールノートに何時に何をやるということを自分で書かせて、管理するようにしていたのです。
夫とすり合わせた結果、
宿題 ← ① → ウィークリーノート ← ② → 息子がやったノートや問題集
②はチェックしてたけど、①をチェックしていなかったことが分かりました。
夫は、息子がウィークリーノートに書くものが宿題のすべてだと信じていたのです。
学習管理=宿題をやらない子供との戦い
そんなこと… 娘のときにも散々あっただろうに。
娘の頃には出された課題を塾で書いてくる宿題連絡帳があったのですが、娘が宿題をごまかすので「必ず書いてきなさい!」「先生にもサインもらってきなさい!」「宿題連絡帳なくしただと~!?」ということが何度もありました。
NN講座の宿題もうまく管理できず、最後の最後まで「NNの宿題をここ2カ月まったくやっていなかったんです」とかって塾の先生に電話して、しょっちゅうバトルしてたじゃん…
息子の代になって、宿題の内容は毎週固定になり、保護者会で金曜日に〇〇、月曜日に××を出します、△△はできればでいいです、など説明してくれるようになりました。
今年の前半はこの宿題群をホワイトボードに書き写して、これやった、やってないと管理してたんですが、自立プログラムに移行するときにすっぽ抜けちゃったみたい。
しかも夫は保護者会に出てなかったので、息子の宿題の内容を全然把握してなかったんですね。
改めてチェックしてみたら、息子がウィークリーノートに書いた宿題量は、正規のものからざっと3~4割減になっていました。しかし、自立を目指して本人に任せたんだから、このくらいは受け入れないといけないんだろう…
なぜ、宿題をやらないのか
私も夫も、小学校時代は宿題はやるのが当たり前だったので、「なんで宿題をやろうとしないのか」と度々首をひねっています。まあ学校か、塾かでもその理由は違うと思うんですが。
学校の宿題の場合
私や夫の小学生時代は 「宿題をやらない=悪」。宿題をやっていかなかったら、大変なことになる。やっていかなかったことないから知らないけど。
娘や息子は、やっていったほうがいいけど、やらなくてもそんなに問題にならないもの。それが宿題。やらない子が周りにたくさんいるし、やらないからってさほど大変なことにならないことも知っている。
まあ、恥ずかしい思いはするので、娘は高学年になってからは学校の宿題は絶対忘れないようになりました。
息子はまだ「目立たない程度に怒られつつ、サボっていこう」と思っている気がします。
宿題の存在、軽くなってますよね。ドラえもんを観てない、読んでないせいかもしれません。のび太が頭と両手にバケツ持って廊下に立たされる姿、あれが刷り込まれてないから。でも、思考停止状態で盲目的に宿題やってた私の時代よりは、自由でいいのかなとも思います。いやどうかな。
どっちにしても、廊下に立たされる可能性がゼロの令和の世界では、小学生を「宿題忘れた」で震え上がらせるなんて無理です。昭和(の最後)だって廊下に立たされるなんて都市伝説レベルだったけどな。
塾の宿題の場合
子供たちもさすがに「やれば伸びる、やらなきゃ伸びない」ってことはぼんやりと分かっていて、あえてサボるというよりは「気を抜いてたら、宿題やる時間が物理的になくなった」だと思います。
5年生にしてすでに、というか5年だからか。1週間のスケジュールは綱渡りです。
悪気はないんだと思うけど、ちょっとゲームやったり動画見すぎたりしすぎているうちに、宿題やる時間がなくなって、なかったことにする、と。
息子はおそらく無自覚でこれをやるので、今後もチェックはしないと…
逆に娘は「気を抜いてたら宿題やる時間が~」をかなり自覚的にやってたと思います。気を抜きまくり。でもそのおかげで、過酷な受験を乗り切れたのかもしれません。だったら怒ってもムダなんだから、怒らなきゃよかったよ…
ドラクエのレベル上げをやらせてみるか…?
と、本気で考えてみたりしました。
今のゲームって、退屈な作業があんまり発生しないじゃないですか。ガチャですら早送りできて、レアかどうかも画面の動き見てたら分かるっていう。
そんなユーザーフレンドリーなゲームに慣れ切った子供たちに、ファミコンでドラクエやらせたらどうかな。レベル上げとか、絶望的なダンジョンとか。毒の沼ひたすら歩くはめになって、仲間が次々に棺桶になってみればいい。ピラミッドの地下で一歩ごとにマミーに遭いながら黄金の爪探せばいい。
そういう「大変だけど、自分が楽しむためにやらなくちゃいけないこと」っていう経験が足りてないんじゃなかろうか?持ち物いっぱいに聖水に持ってメタルスライム倒しに行きなよ。
長々と書いてしまいましたが、そして書いているうちに訳が分からなくなってしまいましたが、とにかく子供が宿題をやらない問題は泥沼です。考えても解決の糸口が見えずグダグダになってしまいます。
このままだと本当に、子供にドラクエやらせそうで怖い…