【高校受験】併願優遇をめざす私立高校の学校説明会【志望校検討】

娘の中間テストの結果が出ていますが、テストの直前に、併願優遇候補にしている私立高校のオンライン学校説明会に参加しました。

今までこのブログは、中学受験にしてもポツ…ポツ…と単発で記事を上げる感じで、はっきりいって網羅性がありませんでした。

しかし、今回の「娘の高校受験もとい内部進学」の顛末は、もう少ししっかり記録しておこうと思っています。

過去の自分の記事が意外と役立つ機会があったりしていて、上2人の学校説明会参加とかも、もっと記録しておけばよかったかなと思ったりするので。

でも一応、ポリシーとして学校名は伏せます。だから結局、あまり役に立たないのですが…

娘の高校受験、最近の話

【高校受験】内部進学を目指しつつ外部受験に備える中学3年生のやることリスト│まわらないドットコム (mawaranai.com)

ここまでの志望校検討状況

娘は第一志望は内部進学で、それがダメだったら都立か私立進学校に向けて受験します。

大学付属校を目指さないことは決めています。

本当にいいのか、親はまだ疑ってる

【中学受験】大学付属校 or 進学校、子供本人の意見【高校受験】│まわらないドットコム (mawaranai.com)

都立より私立、か?

実は、夏休み中には都立高校の学校見学会に行きました。娘の感想は「なんか…普通」と気乗りがしない様子でした。

共学で、大学進学に力を入れてて(重点校)、文化祭は出店が出ないマジ物の文化祭。修学旅行は国内。たしかに地味だけど。

娘は特に、学校紹介ムービーの手作り感「公立っぽさ」を感じてしまったらしい。中学受験のときに、私立のハイクオリティをさんざん見てる娘にとっては、キラキラ要素が足りなかったようで。

しかも、娘は中受で私立中にも合格しており、本人も私立中に通いたかったのに親のススメで国公立を選んだ、という経緯があります。

親のほうも負い目があって「都立より私立のほうがいいかもね」という意見になりつつありました。

私立の併願優遇+都立

すごく行きたい私立があれば単願推薦を受ける手もあるのですが、娘は「1校に決めるのは怖い」というし、そもそもそんなに内申点もないので、基本的に「私立の併願優遇+都立」が前提です。

都立高校は、学校説明会に行ったところ以外にも2~3校候補があり、併願優遇と内申点がどうなるかで変動する感じ。

というわけで、今回は併願優遇を希望する、私立高校の学校説明会をオンラインで受けました。学校説明会への参加が併願優遇の相談をする個別相談会への参加の条件になっています。

「近いは正義」家から近い私立高校

娘の7月のVもぎの偏差値で届きそうな私立進学高校。冒頭にリンク貼った「やることリスト」でB校となっていた学校です。

先月、塾の先生にもおすすめされた学校で、とにかく家から近い。自転車でス―ッと行けば着く。

1時間以上かけて中学校に通っている娘は、この学校が候補に挙がってきたとき、「近いは正義だよ」と言って目がハートになっていました。

なんか、遠い中学に行かせててごめん…

説明会開始5分で悟った、私立校の厳しさ

説明会が始まり、校長先生のお話

優しくて、誠実そうな校長先生が、しっかりとこちらを見つめて語りかけてくれます。そして、

「服装の乱れはないようにしてください」「容姿を気にするよりも、考えるべき将来があります」「生徒の本分である学業を大切にし…」

と、1つ1つ訓戒が始まったところで、娘が「うえ~」とひっくり返ってしまいました。

いや、私立の学校は校則は厳しいよ? 中高一貫校だって、特別自由なところ以外はこんなもんよ?と言ってなだめましたが、娘の内部進学校は服装・髪型の制約は一切なく、校則もないに等しいので。

その感覚でいた娘にとっては、青天の霹靂だったようです。

アルバイトしたい娘

意外にも、娘が一番引っかかっていた校則は「アルバイト禁止」でした。

バイトって、労働だけど? そんなにしたいもの?と言ったら、

「学校のアンケートでは、7割以上の子が高校生になったらバイトしたいっていってるよ」

と、データを出して主張してました。

内部進学校ならアルバイトも当然OKなので、娘を含め、みんなそういう高校生活をイメージしているのでしょう。可愛いな。

本当のところ、私は「お小遣いならあげるから、学業を優先してほしい」と思ってます。大学生でも、そんなにバイトしなくていい、勉強してほしい。社会人になったら思う存分、働けるし。

ただ、私も高校生からバイトしたし、色々経験するのはいいことだとも思います。自分でお金稼ぐことって、楽しいしね。

小さい頃からキッザニアに連れて行ってた甲斐があった、ということにしておこう。

塾要らずの手厚い学習サポート

親が気になるのはこちら。

私は、子ども2人を都立高校から大学進学させた親戚から「大学進学は、私立高校のほうが断然有利」という情報を得ていました。

まず、推薦枠が多い。情報が豊富。そして、大学進学サポートの熱量がすごいらしい。

たしかに、長い間「大学進学?勝手にやって?」生徒を放置してきた都立高校が(聞いた話なのに見てきたようにいってごめんだけど)、今さら進学重点校とか言い出しても、体制もノウハウもモチベーションも、私立高校に叶わない気がする

で、私立高校B。地元の学校なので、情報には事欠きません。学校説明会の情報と聞いた噂を合わせると、相当に課題が多く、放課後学習サポートあり、長期休みの講習・補習あり、「塾に通う暇がない」ほどだということです。

もう少し都会の学校なら「学校の課題・講習より、大学受験専門塾に通うほうが合格率が上がる」という論理が成り立つと思いますが、ウチは田舎にあるので、わざわざ都会の塾に行かせるのも大変。そんなニーズを捉えての体制なんだと思います。

当然、娘はこれには渋い顔をしていました。

都立高校、再浮上

今回、「私立に行ったら厳しい校則のもとで、めちゃくちゃ勉強させられる」ということが分かった娘。手のひらをクルッと返して、「やっぱ都立かな!」と言い出しました。

そう、都立校則ゆるゆる、課題は多いかもしれないけど勉強は放置気味。娘の内部進学校とも似たような雰囲気でしょう。果たして本当にそれでいいのか、親としては疑問ですが。

ともかく今回、「めざせ高校進学すごろく・秋」を1マス進めることができました。今週末、来週末はVもぎです。

今の高校受験、親もけっこうやることが多い。でも、「隣で勉強につき合う」というタスクがない分、中学受験よりはだいぶ楽

今のところ、そんな感想です。

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