子どもと楽しむコンテンツシリーズ!
先日、中2娘と今年の劇場版名探偵コナン、「黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)」を映画館で観てきました。楽しかった!
娘とコナンの映画を観るのはそろそろ終わりかもしれないけど。なんとかあと10年くらい、子どもと一緒に劇場でコナン映画観たい…
ということで、アレコレ考えてみました。
我が家のコナン映画の歴史
娘が小3のとき、初めて一緒にコナンの映画を観に行きました。あむぴで有名な「ゼロの執行人」です! いやもう、面白かった。
映画の内容は、公安と警察と検察が入り乱れていて、私もよく分からないくらいだったので、「小3の娘、理解できるかな?」と心配したけど、なんか大丈夫でした。
私としても意外なほど楽しめて、よーし、これからは毎年コナン映画を子供と観に行こう! と心に誓いました。
コロナ禍と中学受験で観られなかった「緋色の弾丸」
その翌年には、息子も一緒に「紺青の拳」へ。メガネマッチョの京極真、よかった…
さらに翌年、満を持して赤井秀一の「緋色の弾丸」!! と、思いきや、コロナ禍でコナン劇場版は公開延期。あのときは全国休校真っ只中だったから仕方ないけど。
翌年の公開時には、娘は小学6年生になっていました。「今年は一緒に観に行こう」と誘ったら、夫にめちゃくちゃ叱られましたよね。「親が遊びに誘うなど、もってのほか」と。
当の娘もトップを目指す受験生だったので、「行かない」ときっぱり言いました。私も、娘と行けないなら観なくていいや(涙)と… まあ、そうじゃなくても忙しくなっていたので、この年は夫が、息子、末っ子と観に行きました。
中学生は映画は友だちと
そして昨年の「ハロウィンの花嫁」。娘は、中学受験を終えた友人たちと観に行きました。うん、そうなるよね。
帰ってきた娘は「原作の警察学校編のエピソードとつながってて、めちゃくちゃよかった~」と、感想を語っていました。
警察学校編ってけっこう最近の刊行っぽいのに、いつのまにチェックしてたんだ…?
そう、娘は名探偵コナンにとても詳しいのです。
娘のコナン歴は学童クラブから
娘が小2だったころ、「小1の3学期と小2の1学期かけて、やっと名探偵コナン全巻読み終わったよ~」と報告してきました。
娘が通っていた学童クラブには、本棚いっぱいに漫画が置いてありました。娘は入学してすぐから「落第忍者乱太郎」当時全60巻くらいを読み、その後「名探偵コナン」当時全93巻に手をつけたようです。
漫画ばっかり読んでこの子は…っ!
と、今なら言うところですが、当時の娘は学校の宿題もちゃんとやる真面目な子だったので。むしろ「ドラゴンボールとかワンピースも読めば」などと、勧めたりしていました。
余談:その後、少年漫画にドはまり
当初、少年っぽすぎる漫画には手が出なかった娘も、親に勧められるままに歴代の主要作品を読み進め、今では立派なジャンプ読者です。
おかげでガチのワンピースファンになりました
【中学生活】ワンピースに熱い夏を過ごす、中1娘と私①│まわらないドットコム (mawaranai.com)
塾では、漫画好きの先生から「ジャンプ漫画をネタにしたジョークを言うと、娘ちゃんだけが笑ってくれる」と言われたりしたものです。
(コナンはサンデーだけど!)
結論:娘はコナンに詳しいから一緒に観るのが楽しい
娘は、はまったコンテンツにはとことん詳しくなるところがあります。コンテンツの内容だけじゃなくて、世間的な解釈とか評価とか、制作の裏話なんかもカバーします。
コナンについても、ワンピースと同等かそれ以上造詣が深く、映画の前後に色々と解説してくれます。これがあるから、一緒に行きたくなるまである。
徒然草で言ってた、少しのことにも先達はあらまほしきことなり、っていうアレだ。
ワンピースも、最近のドラゴンボールも、ハイキュー!!も、ヒロアカも、呪術廻戦も、SAKAMOTO DAYSも。娘の解説があるから楽しめているというか。ほんと、教えるの上手いんですよ。
娘はジャンプの水先案内人
【ジャンプ】熱い最終回に乗っかりたい!2023年をヒロアカに全部賭ける話│まわらないドットコム (mawaranai.com)
今週のジャンプ本誌で呪術廻戦を「分からなすぎる」と言いながら読んでたら、「これが、まこらね。4回まわったら五条先生がやられるってことだけ覚えとけばいいから」と横から教えてくれました。
今後の見通し
今年も、娘は友だちとコナンを観に行くはずでしたが、予定が合わなくて行きそびれてしまったので、たまたま私と観ることになったのです。
もう来年からは、娘と一緒に行けないだろう、と覚悟しておかないといけません。
息子とか、末っ子と行こうかな…?
コナン向きじゃない息子
小6息子は、今は中受でコナンどころじゃないですが、もともとコナンにさほど詳しくありません。
というか、漫画を読むスピードがただごとじゃなく速いので、コナンみたいなタイプの漫画は合わないんだと思います。
息子は広く浅く、学校や塾で話題のコンテンツを吸収してきます。塾にも(真ん中のクラスだからか?)漫画好きの友だちがいて、夏期講習中にも色々仕入れてきています。
映画は、話題になっているものが本人に刺さった場合に「観たい」となります。スケジュールが合えば友だちと行くし、合わなければ私と行く、っていう感じ。これからも、同じじゃないかと思います。
漫画を読まない末っ子
現在、学童クラブに通っている小1末っ子。娘の例からすれば、すでにコナン適正年齢に達しています。
しかし、末っ子は漫画を読みません。全然、読みたくもないみたいです。
末っ子は、一度気に入ったものに執着し続けるタイプです。キャラクターでは、すみっコぐらししか興味なし。図書室で借りる本は、写真ベースの生き物系と、既知の絵本シリーズもの。同じ本を何度も繰り返し読むのが好きです。
アニメでも、暴力表現のあるものは見ません。プリキュアも見ないし、アンパンマンもろくに通らなかった。コナンにも全く興味ありません。ジャンプも「不良の読み物」みたいなスタンス。お前は教育ママなのか?
でも、そんな頑固さをうまく誘導すれば、いずれ文学全集とかも読破してくれそうな気がします。
そんな子に、無理に漫画を読ませるなんて。色んな意味でできるわけないorz
まあ、末っ子の場合、漫画がYoutubeに置き換わっているというところもあります。娘・息子は低学年ではYoutubeは見せていなかったので。
とりあえず、今は息子の周りにはコナンファンがいないので、来年は息子と観に行って。その次は末っ子が小3になって、興味出てくるかもしれません。
あと、娘の周りの友だちがコナンを卒業したら、また私とコナン映画に行ってくれるかも? って、そのときには娘も卒業するか??
それにしても今回、3人の子どもたちのコンテンツとの向き合い方が、それぞれ全然違うことに気がつきました。
これからどうなっていくのか… とりあえず、今から来年の春が楽しみです。