フリーランス兼派遣社員の岡田です。
フリーランスライターから派遣社員兼業になって、業務量も収入も安定してホッとしていました。が、新型コロナウイルスにともなう経済危機が迫っている今。
こういう心配しかない。
これから、厳しくなる世の中でがんばって稼がねば…orz
ところで、昨年から「氷河期世代への支援」が施策されていたけど、今どうなっているんだろう? これからどうなるんだろう?
私はアラフォーで氷河期世代どまんなか。必死になって調べてみました。
氷河期世代は年齢じゃない
氷河期世代とは、1970年代はじめ〜1984年生まれ位の人。と、年齢で定義されることがありますが、年齢では区切れません。
1993年〜2004年に学校卒業期を迎えた 人
と、厚生労働省の資料で定義されていました。高卒で概ね33〜44歳、大卒で概ね37〜48歳。
70年代初めに生まれて高卒で就職した人はバブル世代。80年代初めに生まれて大卒で就職した人も氷河期世代とはいえません(むしろ彼らもバブル世代と呼ばれている)。
また、1999年までのITバブルのように、業界によって不景気の到来には時差があり、一概に年齢でも括れません。
しかし、大卒の有効求人倍率が底をつくのが2000年というのは厳然たる事実。
2000年前後に就職活動した人(私)こそ、真の氷河期世代だと思います!
令和元年、「就職氷河期世代活躍支援プログラム」開始
昨年2019年、令和元年に「就職氷河期世代活躍支援プログラム」が始動しました。
平たくいうと、安定した職業につきたい氷河期世代の人に対して、資格取得や就職を支援するプログラムのようです。
氷河期世代を積極的に採用する事業者への助成金も設定されています。
期間は3年間。なので、今年も来年も利用できます。
自分は氷河期世代支援の対象にならない、と思いきや
就職氷河期の就職活動はかなりつらいものでしたが(優秀な学生なら違ったんだろうけど)、正社員としてIT企業に就職した私。
その後(プチ)バブル期に外資系企業に転職しました。そしてリーマンショック後、出産が重なったので早期退職プログラムにのっかって退職。
子育てしながらフリーランスのライターとなって数年働いた後、派遣社員になりました。
盤石なキャリアとはいえなくとも、みずから選んだ結果です。今は「不安定雇用者」だけど氷河期世代支援の対象にはならないんじゃないかな、と思っていました。
支援対象だった
この辺がぴったり。
学卒時に不安定な就労、無業に移行したことや、就職できても本来の希望業種・企業以外 での就職を余儀なくされたことによる早期離転職等により、概して能力開発機会が少なく、 企業に評価される職務経歴も積めていない
「厚生労働省氷河期世代活躍支援プラン」より ※太字は筆者
大学の専攻はジャーナリズムで、第一希望職種はメディア制作でした。でも、とても就職できる気がしなくて、IT系に振り切りました。「ITならいける気がした」というのが同期の共通認識でした。
10年後になりたかったライターに転身したけれど、中途半端な職能しかなくて仕事がつらくて退職。今はなけなしのITスキルを使って派遣社員をしている、と。
あれ、まずい。
自分は正社員になりたいのかどうかがわからない
私の場合、結局ここに戻るわけです。正社員の安定した立場と収入は魅力だけど、まだ思い切れません。
まあ、でも、上の記事を書いたときみたいな売り手市場ではなくなったわけで。
でも、しばらく経済状況は悪化の一途をたどるかもしれず、そうすると今が一番マシなときかもしれず…
40代なのに迷ってる自分…
ハローワークの前に、私にはカウンセリングが必要なのかもしれません。要支援案件だわ…