色々ありつつ、中学受験に挑戦中の小6娘。本番まで2カ月を切ってしまいました。
「これから20~30点上がる」と言われて焦ってますが
だんだんと「最終的には当日の”メンタル勝負”かも」と思えてきました。
「やらなければいけないことは、やる」の精神で、これから必死で「合格する答案づくり」の練習をしていくわけです。本番当日、練習どおりにできるか?
もちろん、学力、演習量によるところは大きいと思いますが、3分の1、もしかしたら半分くらい、メンタルにかかってくるんじゃないでしょうか。なにしろ小学生だし。
メンタルを鍛える方法は色々あると思いますが、小6生が急に鍛えられるものでもないので。
「今までやってきたこと」「当日までにやること」に絞ってどんなことができるか、まとめていきたいと思います。今回は、「今までメンタル鍛えてきたよね。特にテストで」というテーマになります。
四谷大塚の週テストは「テスト経験」を積むのに最適
現在小6の娘は早稲アカ生ですが、小4の終わりから小6の1学期まで、四谷大塚の週テストを毎週受けていました。組分けテストは必修ですが、週テストはオプションです。自分の校舎じゃない、近隣の大きめな早稲アカ校舎に行って受けていました。
この週テスト、学習的な効果がもちろんメインなんですが、場数を踏んでテスト経験値を上げるのにもすごくよかったんです。ありがちですがテストにまつわるトラブルを色々経験できました。下に挙げていってみます。
全部、5週に1回の組分けテストでも起こり得ることですが、毎週という頻度だったからこそ、起こったこともあると思うんですよね。
忘れ物:QRコードを忘れ、電話番号も分からない
テストあるあるの鉄板です。
テストには自分のQRコードシールを持って行って答案用紙に貼るのですが、忘れたら会員番号と電話番号を書くんですよね。
娘からメールで電話番号を聞かれました。小4でまだ幼かったころなので、覚えてなかったんですね。焦ったでしょうね。ふだんの校舎じゃない会場だからこその緊張感もあったと思います。
交通トラブル:バスが遅れて遅刻
これは小5の前半くらいだったか。
いつもどおりでかけた娘から、半泣きで電話がかかってきました。当時の会場にはバス+電車で行っていたのですが、道が混んでバスが遅れ、駅にいつもよりだいぶ遅く着いてしまったそうです。
組分けテストはすごく遅刻に厳しいんですが、週テストは大丈夫かもしれないと思い「とにかく会場校舎まで行って、バスが遅れて遅刻したと先生に説明しなさい」と言って聞かせました。
結果、遅れたのはちょっとだけで、途中からテストは受けられました。
でも動揺してしまい、遅れた科目と、次の科目の点数まで落ちてしまいました。
テスト中トラブル:鼻血
これは小5になってからで、だいぶしっかりしてきてからのことです。
国語のテスト後半で、鼻血が出てきてしまったそうです。持っていたティッシュで押さえて、とりあえず猛スピードで全問終わらせてから、手を挙げたそうです。
その後別室で手当てを受けたそうですが、聞いててその冷静さに驚きました。
テスト中トラブル:腹痛
帰ってくるなり「最悪だった~」と話してました。
このときはさすがに「終わらせてから」というわけにもいかず、手を挙げて途中退席したそうです。で、その後も気持ちがドーンと落ちてしまったと。それで、途中で抜けた科目と、その後の科目も悪かったと。
体調については、がんばってする管理しかないですが… まあ「途中で悪くなる」ということも一度経験できてよかったと思います。
余談ですが、現在の小5から早稲アカ生は週テストではなく、隔週のカリキュラムテストを必修で受けるようになりました。毎週テストはきついのでこれはこれで助かるのですが、カリテは普段の校舎で受けるんですよね。週テストのときのようにはテスト経験値は上がらない気がしています。
合不合判定テストで、色んな会場を経験できる
四谷大塚のテストでは、組分けテストは会場が決められてますが、4、5 年生の志望校判定テストと6年生からの合不合合不合判定テストは選択希望のうえ抽選で会場が決まります。四谷大塚校舎も希望できますが、大多数がどこかの中学校で受験します。
子どもがテストを受けている間に親向けに学校説明会が開かれたりして、色んな学校を見るのにいいんですよね。もちろん、志望校が必ずしも会場になっているわけじゃないですが。
「校舎の中めちゃめちゃ古かった」「普通にきれいだった」「机がガタガタした」とか、感想も色々です。
6年生の9月以降のテスト会場は、夏に一括で申し込みます。ウチはその頃、埼玉県の遠い学校も受験予定だったので希望の会場に入れていました。その後、志望校が変わったのですが希望を変えられるわけもなく。2時間近くかかるその学校にも受けにいきました。「遠くまで行くテスト」を経験できて、これもよかったと思います。
また、10月の合判の日は雨が降ってすごく寒かったのですが、会場は窓が全開だったそうです。コロナ禍だからね。しかし寒すぎて「窓を少し閉めていただけませんか」と娘が真っ先に言ったそうです。
経験がトラブル耐性をつける
経験って大事です。大体のことにおいて、初めてより2回目のほうがよく対処できるはず。
ただウチの娘は、どちらかというと「判断力があって物怖じしないタイプ」です。失敗しても「最悪だった~」で終わって引きずらない、うらやましい性格です(もともとトラブル耐性あるかも?)。小さい頃はぼーっとしたタイプだったんですが、いつの間にかこうなってたんですよね。
逆に私の子ども時代はとってもナイーブで、トラブルの対処にも失敗してしまって自己嫌悪に陥り、その後も何度も思い出して落ち込むことがしょっちゅうありました。今は全然違うんですけど。
だからタイプにもよると思いますが、娘みたいな性格の子にはガンガン色んな経験させて、失敗させたほうがよさそうです。中受生であるがゆえに「テストの経験」がメインなんですが(涙)
あ、あと親に冬期講習申込書を破かれたりとかしてるか
これから中学入試に臨む子たちは、娘と同じようにテストの場数をいっぱい積んできていると思います。
テストの結果だけじゃなくて、「こんなトラブルあったよね」「でもなんとかなったよね」と子どもが積んできた「経験」のほうに目を向けてみると、がんばってきたんだな、たくましくなったんだな、と成長を実感できるのではないでしょうか。で、不安も減ると。
あれ、私、テストの点数から目を背けようとしている?
次回は、メンタル勝負、当日のコンディション編になります。