たまには受験の話じゃないことも書きたいなと思い。子どもとコンテンツを共有して楽しむシリーズ。つまり、ジャンプの話です。
小学校低学年のころからジャンプアニメを見せ、コロナ休校のときはジャンプ名作漫画をバンバン読ませたおかげで、立派なジャンプっ子に育った娘&息子。
中学受験もあり、本誌の購読はしていなかったのですが、今年中学に入学した娘がお小遣いでジャンプを買って来るようになり、秋以降は電子版の「ジャンプ+」で購読しています。
娘のリコメンドがすごい
まずワンピースの超展開について、「すごいことになったよ!!」と、毎週のように報告されます。
2022年はワンピースの年
それから、娘が入学祝いでもらったお金をつっこんでコミックスを買った、MASHLE(マッシュル)とWITCH WATCH(ウィッチウォッチ)。「読んで!面白いから!!」って言われて、昨年春~秋にかけて仕事の合間をぬって全巻読みました。
たしかに面白い。マッシュルは今度アニメ化されるし。ウィッチウォッチのゆるいギャグがたまにツボるので、私にとってはジャンプ+ではじめに読む漫画になっています。
そして、僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)ですよ。
ヒロアカは最終章。
ヒロアカは、子どもたちはアニメでやっているところまでは全部見ています。で、私も大体知っていると思ってたんですが。
一昨年にやった劇場映画も、息子と映画館に見に行って「すごいよかった」と感動してたんですが。
アニメの大部分は、車で出かけるときに車内で見てたんですよね。私はドライバーなので。運転に意識のほとんどが向いてたみたいで、思ったよりもヒロアカのストーリーを把握していませんでした。
それなのに。
昨年の8月くらいから、「ママ、やばい、今週のヒロアカやばい。このシーンみて」「このブロマイドの意味分かる??」「あえてここで、このセリフだよ!」と、娘が大興奮で色々話しかけてくれるんですが、これまでの話をあんまり把握してない私は「?」でした。
でも、私にも分かりましたよ。「最終決戦、始まってる」と。
本当に熱い最終回に立ち会える機会は貴重
ここでちょっと、昔のジャンプについて語らせてください。
私がジャンプを買っていたのは、中高生のときの数年間です。(小学生時代は少女漫画買ってた)
90年代当時の大型連載の最終回
ドラゴンボール ― 1995年第25号
スラムダンク ― 1996年第27号
正直、購読後半は「ドラゴンボール、スラムダンクが終わるまで」って気持ちでいました。でも、どちらも盛り上がって終わる最終回ではなかったんですよね。まあ、スラムダンクはある意味盛り上がったけど。
ジャンプ漫画で、私が最終回祭りに乗っかれたのは、ジョジョの奇妙な冒険の3部と4部くらいです。吉良吉影では、本当にリアルタイムで盛り上がったような気がする。
ジョジョ3部(ディオ) ― 1992年19号
ジョジョ4部(吉良吉影) ― 1995年51号
ちなみに、ダイの大冒険は、連載中に適性年齢を飛び越えてしまった気がします。社会人のときに夫が「漫画喫茶に通ってダイの大冒険全巻読み直してる」って言うのを聞いたときは驚愕したものです(でも結局私も読んだ)
ダイの大冒険 ― 1996年第52号
富樫義弘の幽遊白書の最終回は、あっけに取られて終わったよね。
幽☆遊☆白書 ― 1994年32号
調べるとこの少し前に、聖闘士星矢とか魁‼男塾が終わっていますが、その頃は購読してなかったので乗っかってない。
ドラゴンボール世代は「最終回難民」
ドラゴンボールとスラムダンクが終わったジャンプは、一旦危機的状況を迎え、2000年代に多分また盛り返しました。でも私は、そもそもジャンプのターゲットからとっくに外れてるから当然なんだけど、乗っかってません。(夫は立ち読みを続けて意外と乗っかってた)
つまり何が言いたいかというと、(ジャンプを読む)少年老いやすく、熱い最終回に出会い難し、ということです。
特に巨大連載が不完全燃焼で終わった、私たちX世代は。どうしてくれるんだよ!
ジャンプ紙上で熱い最終回が相次いだ
で、近年どうですか。
鬼滅の刃。約束のネバーランド(読んでないけど)。そして、ハイキュー‼。
最終回、どうやら盛り上がったみたいですね(炎上も含めて)
ハイキュー‼ の最終回には乗り切れてない
我が家では全員でアニメ視聴して、娘は「中学ではバレー部に入る」というほどハマっていました(結局厳しそうだったから入らなかった)。
リアルタイムでジャンプ本誌を読むことはできませんでしたが、受験後は電子でコミックを買って熟読していました。そして例によってリコメンドがすごい。「このシーンは、アニメが漫画を超えられなかったと言われてるんだよ」など破壊力あるプレゼンをしてくれて、私も全部読まされ、いや読ませてもらいました。
そして最終回。
これがいかに素晴らしかったかという話になると、娘は30分くらい余裕でしゃべり続けちゃいます。「鬼滅の最終回が叩かれているのは、同時期に終わったハイキュー‼の最終回がよすぎたせいもある」とまで言っています。
しかし、本誌で読めていないのは仕方ないとして。この後ハイキュー‼は、テレビアニメは放映されないことが決まっています。劇場アニメでやるんだって。みんなでハラハラしながら毎週見る、っていうのができないのがちょっと残念です。
結論:ヒロアカの最終回祭りに全力で乗っかる
で、ヒロアカに戻るんですが。
娘のおかげで、再びジャンプと人生を重ねることになり、ヒロアカの熱い最終回の予兆を感じ取った私。
「このままでは、最終回祭りに乗りそびれる…!!」という危機感に突き動かされて、アニメでヒロアカを全話おさらい。娘に勧められるままに直近のコミックも買って、堀越耕平先生のツイッターもフォローしました。「今度こそは」という気持ちです。
今やってるアニメ6期も、毎週楽しみに見てます。たとえウツ展開でも… (直近のアニメヒロアカのタイトルは『極々、地獄』)
ヒロアカ6期のオープニングもずっと聴いてます。
まず、歌い出し。
自分は自分だからってのはさ
言い訳の そのための 決意じゃなかったろう
理想を茶化すと 決まって 眠れない夜になった
信じる人の そのためにある 「可能性」だ
ひたむき by SUPER BEAVER
そして、サビ。
何度も
心が叫んで 涙ぬぐっていく
もう一歩 あと一歩 間に合えって 繰り返す
ひたむきさが 希望を繋いでいく
意味はずっと 意志そのもの
いつだって今日が人生のピーク 超えていけ
踏み出す人の 真ん中にある 決意は未来だ
ひたむき by SUPER BEAVER
やっぱり努力・友情・勝利のジャンプアニメは、受験と親和性が高いです。これを聴いてると、息子を入試に送り出したくなります。明日にでも。(まだ1年以上あるなんて嘘だorz)
アニメでの最終回はおそらく第7期になるでしょう。開始は来年4月という噂もあります。
今年は、息子の受験の合間にジャンプ本誌のヒロアカで盛り上がって、息子の受験が終わった後、アニメ第7期を見てオープニング曲聴いて涙すると。これでいきたいと思います。
というわけで明日、志望校判定テストへ… がんばりましょう…(現実逃避、終わり)