【リゾナーレ八ヶ岳】中学生&幼児のゲレンデデビュー【春スキー実践編】

4月になってしまいました。

春休みも終わり、先週は小6息子の始業式&末っ子の入学式がありました。

そして週末には小6息子、はじめての合不合判定テストもあったのですが…

まだ結果も出ていないことだし(出たら大変)、

この春の思い出として、中2(になった)娘と末っ子のゲレンデデビューがどうだったのか、レポートしたいと思います。

計画編

【中受生の兄弟】中学生&幼児のゲレンデデビュー【春スキー計画編】│まわらないドットコム (mawaranai.com)

結論:リゾナーレって最高

レジャーがホテル内で完結するということが、こんなに快適だとは。

過去にさかのぼって、旅行計画してる自分に「リゾナーレ行けば?」って言ってやりたいですね。

少なくとも2年前の娘が小6受験生だった夏は、息子と末っ子連れてリゾナーレ熱海に行っとけばよかった。具体的に後悔しています。

しかし、大人1人で中学生と保育園児(今は新1年生)を連れて行く春スキー&ゲレンデデビュー。

楽しかったけど、大変でした。

朝6時半過ぎに出発

目標の出発時間は、6時20分でした。

まず娘のスキー教室の時間が、午前10:30~12:00、午後13:30~15:30しか設定ないので。中学生と園児を並行してゲレンデデビューさせるには、中学生は1人でスキー教室にぶち込むしかなかったのです。

昼食の時間にはスキー場で娘と合流できるように、ホテル内での末っ子のスキー体験を9:45に予約しました。

で、それぞれの開始時間前に、ホテルでスキー一式を借りなければいけないわけで。

そして「レンタルには1時間程度かかります」とHPに注意書きがあったわけで。

逆算して8時半過ぎにはリゾナーレ八ヶ岳に到着せねば…! と、思ってたんですよね。ちなみに前日夜まで仕事してました。

9時前にリゾナーレ八ヶ岳到着、スキーレンタルへ

出発時間の遅れを取り戻そうと、中央高速をノンストップでぶっ飛ばして、なんとか9時頃にホテルにたどり着き、チェックインしました。次は、レンタル!

レンタル所要時間は、最速30分弱とみた

フロントからスキーレンタルできる「スノーリゾートセンター」へは、歩いて5分くらいかかります。スノーリゾートセンターは、ショップとレジデンス棟が並ぶ「ピーマン通り」を通り抜けた先の端っこにあるのです。一般道をはさんで、スキー場へのシャトルバス乗り場が向かいにあります。

ここに向かってるときが、一番焦りました。娘のスキー教室に間に合わせるには、9:45くらいのシャトルバスに乗せないといけないと思ってたので。センターに着いたのは9:15くらい。

とりあえずスタッフの人に「スキー教室の時間が…」と話すと、「10:10のバスで間に合います!」と言ってくれました。

そこでちょっと落ち着いて、子供たちと3人で好きなウェアを選んで、女子更衣室へ。持ち物はロッカーに入れます(100円戻ってくるタイプ)。

娘はスキー靴、板、ストックも借りて、私と末っ子は雪遊び用の長靴を借りました。

9:45 末っ子がホテル内のスキー体験(雪ッズ70)へ

娘にいったん、自分の靴に履き替えてトイレに行っておくように言って、末っ子と2人でフロント近くにあるアクティビティセンターへ。その前に小さい仮設ゲレンデがあって、そこでリゾナーレの子供向けスキー教室「雪ッズ70」のステップ1=止まる練習が開催されているのです。

時間になり、スキー用の靴と板、ヘルメットをゲットし、末っ子は体験用の坂へ。ここで「終了までには戻りますので」と言って、娘のほうへ取って返しました。

10:10 娘がスキー場へ

スマホをポチポチやっている娘のところに戻ったのは、9:55 頃?「スキー靴履いて、シャトルバス乗り場に行くよ!」と娘を動かしました。

初心者の試練=靴と板

スキー靴は履くのに時間がかかる。足入れるのも大変だもんね。

そして、スキー靴でスキー板抱えて歩くのも時間がかかる

シャトルバス乗り場は、センターから階段を上って、横断歩道を渡って、駐車場へのスロープを降りたところにあるのですが、ゆっくりとしか歩けない娘。しかも、歩きながらゴーグルとか帽子とかポロポロ落とす。

結局、「そのバス、乗ります…!」とアピールして、ギリギリで娘をバスに乗せることができました

「トイレ行った後は、またスキー靴履いておいて」と指示しておけば、こんなに焦ることもなかったと思います。

言うても間に合わないだろ、スキー教室には

10:10のシャトルバスのスキー場到着時刻は10:30。スキー教室開始時刻も10:30。スタッフのお姉さんが「間に合う」って言ってくれたけど、実際は間に合わないよね…?

そう思って、スキー教室に電話しました。

「娘がギリギリに到着する予定です」と伝え、「スキー教室の場所ってすぐ分かりますか?」と聞くと、教室の人は「1つしかないレンタルショップの隣なので、すぐ分かります」と言ってくれました。それでも、いや本当に?と心配でした。

まあ、できることはやった。また末っ子のほうに戻らないと。

10:30 末っ子が体験終了、スキー場へ

末っ子が体験しているアクティビティセンター前まで戻り、末っ子が坂をハの字で滑り降りて止まる練習をするのを見ました。

この体験では、スキー板の先に紐みたいな補助具が付いていて、絶対にハの字になるようになっているようでした。それでも末っ子は、あまり上手く止まれずに転んだりしていました。

もっと前に体重をかけるんだ!

体験を終えてバッジをもらい、スキー板、靴、ヘルメットを返して、今度は末っ子とシャトルバス乗り場へ。このとき本当は、シャトルバス乗り場の近くにあるローソンに寄りたかったんです。前日も仕事していて、ここまで現金をおろすタイミングがなかったので…

でも、乗り場を見ると、乗る予定よりも1本早いバスがまだ待機していました。

末っ子が「早く雪で遊びたい!」と言うので、「ま、いいか」とバスに乗ってしましました。

11:30 富士見高原スキー場スノーパークで遊ぶ

ホテルから15分くらい?で、富士見高原スキー場に到着。ちなみにバスは、立派な観光バスで、末っ子は乗るだけで喜んでいました。

想像以上にこぢんまりしたスキー場

ここでスキー教室の人が言っていた「すぐ分かります」の意味が分かりました。こんなに小さいことある? っていうくらい、こぢんまりしたスキー場でした。

今思えば、リフト3つっていうところで察するべきだった

富士見高原スキー場 – 富士見高原スキー場 (fujimikogen-ski.jp)

レストハウスには、食堂1つ、蕎麦屋1つ、売店1つ。規模感は、高尾山のケーブル乗り場くらいでしょうか。レストハウス脇の小屋にレンタルショップとスキー教室の受付。これは迷いようがない。

午前のスキー教室を終えた娘とも、全く問題なく合流できそうだと安心して、チケットを買って小さい子向けのそりゲレンデがあるスノーパークへ

スノーパークで末っ子の成長を実感

まずは、親子それぞれ貸出無料のそりを持って、そりゲレンデのエスカレーターへ。

公園のそりゲレンデもあまり行ったことのない末っ子は、初回は滑り出す前にそりを手放してしまい、歩いて下山。その後も、途中で止まってしまったり、そりに手こずっていました。

そして、そりゲレンデをストライダーで滑る子を見て、「自分もアレがいい」と。ストライダーの貸し出しは有料で2時間500円だったと思います。他にも色んな有料のそりがあって、1日使い放題プランもありましたが、末っ子はストライダーだけでいいというので、2時間借りました。

ストライダーなら乗り慣れている末っ子

ストライダーは方向転換もしやすくて、滑りやすそうでした。ただ、上に持っていくのが大変そう(タイヤの部分にそりがついていて、平地では転がらない)、と思っていたのですが、最終的には末っ子ひとりでストライダーを持って、エスカレーターで上にのぼれるようになりました。えらいぞ。

12:30 娘と合流して、お昼ご飯

スノーパークはスキー場の駐車場から脇道を上っていったところにあります。いったん退出して、娘と合流するためにゲレンデに行きました。

井之頭公園のボート乗り場前で待ち合わせする感覚です。すぐ見つけられました。

スキー教室の先生も保護者が後ろで待っているのを察して、「親御さんももう少しこちらへ」と声をかけてくれて、午前中にやったこと、上達具合をお話してくれました。

何しろ生徒3人だったから。ほぼプライベートレッスン。

娘も順調に、レッスン内容をこなすことができたようです。

規模が小さめなのと、標高が高いのが魅力の富士見高原スキー場

レストハウスの食堂は現金のみ

はい、やっぱり。

財布には2千円しか入ってなくて、娘はオムライス、末っ子と私はラーメンを半分こ。娘のカバンになぜか入っていたサッポロポテトを3人でむさぼり食うという昼食になりました。

午前中に貴重品と荷物を入れておいたロッカーが200円で、戻ってこないタイプ。あのときロッカーを使わなければ、ラーメンをチャーシューメンにできたのに…

午後はロッカーに預けるお金がなくなったため、リュックしょいっぱなしでした(でも末っ子が1人でそりゲレンデ滑れるようになったので、問題なし)

14:30 末っ子とスノーパークで遊んだ後、リゾナーレへ

13:30には娘が午後のスキーレッスンへ。なんと午後は、生徒2人。

遊具のまわりには雪ナシ。ゲレンデの人工雪も午後はだいぶ溶けていた

末っ子はスノーパークでもう少し滑って、マシュマロを焼いて、遊具で遊んで、パーク内を駆け回るアルパカを見て、14:30頃にシャトルバスでホテルへ引き上げました。なぜなら。

15:15 着替えてキッズスタジオへ

今回の宿泊は「卒園プラン」で予約しており、キッズスタジオでのパティシエ体験チェキでの記念撮影が付帯していたのです。

スキーならスキーだけでいいじゃん…と思うところですが、今回の予約時には夕食のビュッフェが満席になっていて、このプランにすればビュッフェ付きにできる…という事情があったのです。

とにかく、スノーリゾートセンターで末っ子だけ大急ぎで着替えて、パティシエ体験へ。なぜここで私が着替えなかったかというと、「先に着いたら着替えておいてね」とロッカーの鍵を娘に渡してしまっていたからです。それぞれにロッカーに入れとけばよかった…

末っ子のパティシエぶりを写真に収め、できたスイーツを一緒に食べて。

完成…!

16:30 バスで帰ってきた娘を迎えに

パティシエ体験は16時頃に終了。

15:30過ぎにスキー教室を終えてシャトルバスに乗って帰ってくる娘を、末っ子とぶらぶら迎えに行き、一緒に着替えてレンタル品をすべて返却し、ピーマン通りでジェラートを食べました。

この時点までは、ピーマン通りはただの通路

この時点で私はピーマン通りを4往復しています。この距離がうらめしくなるときもあるのですが、やっぱり色々なお店があって楽しい。リゾナーレ八ヶ岳の魅力の3割くらいを、このピーマン通りが担っていると思います。

今の時期は「八ヶ岳ロゼタウン」というコンセプトでピンクのグラスが飾られていて、15時にはピンクのシャンパンタワーのイベントもあったみたいです。

我々はそれどころじゃなかったけど…

BookCafeでワインボックスを受け取り、部屋へ

卒園プランには、「ワインボックス」という特典も付いていました。

なんだそれ? と思いながら、疲れ切った体にムチ打って、アクティビティセンターの向かいにあるBooks & Cafeへ。

ワインボックスは、こんなやつでした。卒園プランでは、両親で楽しむ想定なのでしょう。食べきれない量のつまみでした。

とにかくアガる!ワインボックス

右側、赤ワインと白ワインです。地元のワイナリー、勝沼醸造というところのものでした。

リゾナーレ八ヶ岳は別名「ワインリゾート」で、部屋にはデフォルトでワイングラスが置いてあるし、ワインの学校もやっているのです。

旅行支援的なクーポン3000円で、本屋で豪遊

ワインボックスの用意ができるまで、娘、末っ子と店内をうろうろ。

ここで思い出しました、チェックインのときにもらった「ホテル内のショップやアクティビティで使えるクーポン3000円分」×3枚の存在を。

全国旅行支援はすぐ完売になってしまうので使うことを諦めていましたが、そういう格差を埋めるために? 星野グループが独自に宿泊者に配っているみたいでした。

というわけで、1人1冊ずつ、好きな本を選んでクーポンで購入することにしました。なんだこのご褒美!最高!!

ゲレンデデビュータスクを終えて、ここからは天国モードに突入です。

19:00 ワイワイグリルの夕食

ようやく部屋に落ち着き、娘はスマホでゲーム、末っ子は動画、私はワインボックスを楽しんだのち、夕食へ。

ここでも3000円のクーポンを使い切らなきゃ…とワインを飲みました! 今思えば、翌日の昼食にとっておいてもよかったのにね。

ワイワイグリルの夕食では、大人には1人1品メインのグリルがきます。

あとこれは夕食も朝食もですが、席に案内されると「はじめにお子様のセットをお持ちしますか?」と聞かれます。お願いすると、子供にジュース付きのワンプレートが運ばれてきます。これは大人に嬉しい!

フルビュッフェスタイルよりも、ゆったりと楽しめます。

末っ子はエディブルフラワーを喜んで食べていました

卒園プランなので、おめでとうのメッセージプレートもいただき…

リゾナーレ、最高…!! という幸せな気持ちで、部屋に戻り爆睡したのでした。

8:30 ワイワイグリルの朝食

前日までに予約をすれば、朝食はテイクアウトして部屋で食べることができます。テイクアウトにすればよかった…! と後悔しながら、ワイワイグリルの順番を予約。

「リゾナーレコンシェルジュ」というサイトで、レストラン他施設の混雑状況を見たり、予約したりができるのです。

朝食の順番は意外にすぐに来て、慌てて準備して食べて帰って来ました。

9:30 プール「イルマーレ」へ

そして、10時前にはプールサイドに…!

「プールには絶対に行く」という末っ子の強い意志と、「次の日はどうせ体痛くなるから」という娘の見切り力により、2日目のスキーは諦めてプールに来ました。

卒園プランに浮き輪のレンタルもついてた

チェックアウトは12時。

チェックアウトを済ませて荷物をフロントに預けてからプールにくれば、もっとゆっくりできたのですが、あえてさくっと切り上げられるように「12時のチェックアウトに間に合うように、プールを出よう」と子供たちと約束していました。帰りの運転、あるし…

しかし、波のプール+α、楽し過ぎました。

12:00 子供を更衣室で待たせて、チェックアウト

あっというまに12時が迫ってきて、私だけが一旦プールから出て部屋に戻り、チェックアウト。

再びプールへ戻ると、「シャワー浴びて着替えて髪を乾かしておいて」と言われた娘と末っ子は、身支度を終えてベンチに座ってぼんやり待っていました。

12:30 末っ子がジェルキャンドルづくり

まだやるのかという話ですが、前日に見て「やりたい」と話していたジェルキャンドルづくりに、末っ子が挑戦しました。これで、3000円のクーポンを使い切りました。

砂+ガラスの人形+貝殻でつくるジェルキャンドル

14:30 そば食べて、アイス食べて、トランプして、帰路へ

ピーマン通りにある蕎麦屋さんで昼ごはんを食べ、娘はもう1度アイスを買って、私は丸山珈琲でコーヒーを買って、その隣にあるフリースペースで3人でトランプをしました。

娘は自分のジェラートを撮影中

末っ子は部屋でトランプをしたかったのですが、ここまでできなかったので。

全員、満足。

最後に固まったジェルキャンドルを受け取り、帰路につきました。

来年は、息子も一緒に来たい

中央高速の帰路では、富士山がすごくきれいに見えていました。ほぼ渋滞もなく、夕方には帰宅。

自分はまったくスキー滑れなかったけれども。疲れたけど、心から満足できる春スキー旅になりました。

帰宅後、気がついたら「来年2月に家族5人で宿泊…」 と星野リゾート公式ページを検索してしまいました。

来年、5人で行けるように…

私は仕事をがんばっていきたいと思います。

そして息子もがんばれ!!

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