岡田です。
私が派遣で働き始めて1ヶ月半が経ちました。
派遣で働くことになったいきさつはこちら↓です。
勤務地は近いし、職務内容や雰囲気も含めて、いい感じです。
いい感じすぎてこんな記事も書きました。
しかし。
もともとが8月、9月の2ヶ月の契約で、8月のお盆過ぎから働き始めたので、あっというまに契約満了が迫ってきてしましました。
私はもっと、大いに稼がねばなりません。
9月上旬から、契約更新のことが気になってきました。
しかし、待てど暮らせど、派遣会社から契約更新の話がありません。
いや待てよ。
契約どころか、就労初日以来、何のフォローもないじゃん!
というところでやっと、派遣社員の立場の弱さに気付いたのでした。(遅い)
今回は、なってみてわかった派遣社員のやばすぎる実態をお伝えしたいと思います。
そもそも派遣会社のフォローは皆無だった
そもそも、WEB上のマッチングの後、派遣会社から推薦する旨の電話だけあって、面接も職場見学もなく決まった今回の派遣先。
初就労日が決まってからは、就労直前の金曜日まで、派遣会社から何の連絡もありませんでした。
「○日、どこに何時に行けばいいんだろう…」と思いながら、問い合わせもしなかった自分も自分ですが。
初日は勤務地の最寄り駅で派遣会社の担当者と待ち合わせ、派遣先で上司と引き合わせてもらい。
そして、担当者とはそれっきりだったのです。
「初日はどうでしたか?」「1週間経って、どうですか?」とか、あっても良さそうなのにね。というか、なきゃマズいケースもいっぱいあるような…
何にもなかったからよかったものの…
私の場合、派遣先の担当者はじめ、周囲は皆いい人で(多分今のところは;)、職務内容もやや放置プレイ(つまり暇)なところはあるけれど、事前に聞いていた話と齟齬もなく。
同じフロアに、同じ派遣会社から来ている派遣社員さんがいて、色々教えてもらえたのも大きかった。
運がよかったのです。
でもね。
外国人の技能研修生の「来日前の契約とまったく違う作業をさせられた」というニュースが最近たくさん出ています。子供服製作だったはずが、ひたすらタオルを作らされた、とか。
同じように派遣社員でも、「事前に承諾した内容と違う」ということは多々あると思うんです。ただでさえ、簡単なマッチングで決まってしまう派遣先ですし。
そして多分、開示内容と実際が違ったら、違法です。(派遣法と付き合わせてはいませんが)
私の派遣先は大企業なので「コンプライアンス(法令遵守)違反はないだろ、大丈夫だろ」と、派遣会社も安心してほったらかしていたのかなー、とは思います。
でも、派遣先の担当者からのハラスメントなんて、ちょっとググるだけでざくざく出てきますよね。ハラスメントは組織の体質もありますが、多くは個人依存。大企業にだっていっぱいあります。
問題があった場合のフォロー体制がまったく見えないなんて、アウトでしょう。
本来、派遣社員の契約更新は1ヶ月前まで
本来は契約終了の1ヶ月以上前に、派遣会社から本人に意思確認することになっています。
本人が継続を望み派遣先も継続OKなら契約更新に動くし、やむなく派遣先都合で契約終了するならするで、本人に1ヶ月前にその旨を告げる義務が、派遣会社にはあるようです。
急に切られたら、生活していけないですもんね。
残り1ヶ月未満で契約終了を告げる場合には、告げてから1ヶ月間は同等の給料が得られるよう派遣会社が雇うなり支払うなりしなければなりません。
ええ。調べました。契約満了2週間前になっても派遣会社から音沙汰ないまま「離職のお手続き」という事務的な書類がペラッと届いたとき。焦って。
派遣先では「好きなだけいてどーぞ」みたいな雰囲気があったので、のんびり構えすぎました。
担当者に何度かメールでせっつき、契約終了まで4営業日というところで、契約更新成立の連絡が来たのでした。
誰も大事になどしてくれない使い捨て人材、それが派遣社員
悲観的過ぎますかね~。でも、今の日本では事実なんじゃないかな、と身をもって実感したわけですよ。
私は夫の収入があり(足りないけど)、ライターという本業があります (稼げていないけど) 。そういう人がやったほうがいいのかもしれない。派遣社員。
派遣先にとっても、派遣会社にとっても、派遣社員は交換可能な一時的な労働力でしかないからです。
もっと人権意識が根付いて、「ワークシェアリング」という概念が広まって、自由な就労が可能な社会になったらいいのにな~。
なぜか上下関係ができてしまう。下位の人が虐げられてしまう。変えていきたいですが… 事実です。
気安くなるな 派遣社員 でも なったらなったで がんばろう
標語ができたところで、今回は終わろうと思います。
誠実に働いていれば信用は高まるし、お金は貯まるし、いいことあります!