息子の中学受験が終わったところで、色々と振り返ってじっくり考えてみたいと思っています。
とりあえず、何はなくとも偏差値の推移かなと。
娘のとき、四谷大塚のサイトに入れなくなってから「もっとちゃんと記録しておけばよかった…」と後悔したんですよね。でも、第一志望残念だった中受終了直後はそんな気持ちになれず。
息子はせっかくいい結果で終わったんだから、元気に振り返ってみないと。
全勝で終えた息子の入試
【中学受験】小6息子の入試当日の様子と結果。身の丈受験の結末は?│まわらないドットコム (mawaranai.com)
四谷組分けテストの偏差値=学習の習熟度
偏差値、気にするか気にしないかでいったら、ウチは気にします。
特に四谷大塚の組分けテストの偏差値って、頭の良さを測るものじゃなくて、学習の習熟度を測るものですから。自分の子の学習の適性とか、学習態度とか、いろんなことを測る目安になります。
ちなみに、四谷大塚の学校案内には合格者の4、5年次の組分け偏差値の分布図も載ってたりします。「この時期にこのくらいできてた子が、このくらい合格してるんだな」ということが分かります。私も穴が開くほど眺めたものです(遠い目)。
息子の来歴
年中~小2までは公文をやっていました。
・小3の7月から早稲アカに通塾。週2、算国社理。
・小4そのまま早稲アカに通塾。真ん中のクラス(SB)と上のクラス(SS)の間をうろうろ。
・小5同上。娘の卒業記念家族旅行で春期講習休んだ。夏期は集中特訓も行った。
・小6 3~7月早稲アカ休塾して進学くらぶ。夏期講習以降は早稲アカに通塾。
ちなみに予シリは改訂版です。姉のおさがりが一切使えないという哀しみを味わいました。
これが偏差値50台、4科バランス型男子の偏差値推移だ!
予シリカラーでグラフをつくってみました。うまく見られるか分かりませんが、貼り付けてみます。
小4:得意な算数を伸ばしたいと思っていたころ
小5:後半は社会の歴史がつらかった
小6:はっきり言って、前半は遊んでた
なぜ、ギザギザになるのか
見事に4科目それぞれがギザギザ。高めで安定した科目?そんなものはない。
で、平均すると偏差値50~55。ボリュゾ男子の内訳って、大抵がこんな感じなんじゃないかな~と想像しています。
娘のとき「組分けで、国語で安定して120点以上とっているのは素晴らしい」って、塾の先生に言われていたんです。その素晴らしさが、今ならよく分かります。(当時は「でも算数が…」って一蹴してた)
息子は算数が得意になって、そのうち高めで安定するだろうと安易に思ってたんですが。そうはならなかった。もっと得意科目っぽい理科でさえ、けっこうアップダウンしてた。
理由① 単元ごと、ページごと抜け落ちるから
息子、まずインプットに問題があった。つまり、授業を全部は聞いていない。組分けの4回分の対象範囲のうち、抜けた穴をトータルすると3~4割になるんじゃないか?
復習につき合ってると、「あ、この3ページ全く聞いてなかったな」って分かるんですよね。カリテや週テストを利用しながら、毎週つぶせればいいんでしょうが、そうもいかない。結局、理解できていない、覚えきれてないまま本番に臨んで、そこが出れば沈むと。
理由② 計算間違い
これは算理ですね。息子は式や図表、それ以前に数字をきちんと書くことができず。繰り上がり繰り下がりの計算も苦手で。検算しろって言ってもやらないし。算数がスコーンと上がるときもあれば、ズコーッといってしまうときもあって。
計算が安定してきたのは、6年後半な気がします。この次、合不合のグラフもつくってみたいですが、算理は多分安定していったはず。
計算力って、予シリの計算を毎日やってれば上がっていくものだと思ってた…。
理由③ ムラとしか言いようのないもの
前日に釣りに行ったり、サッカーの全日試合があったり、当日の朝に手をやけどしたり、乗り物酔いしたり。コンディションが悪いとテストの点もガクッと落ちてました。
娘は鼻血が出ようと腹痛になろうと、テストに行く道で親と喧嘩しようと、パフォーマンスは安定していたので、「これが、精神年齢ってやつなのかな」と思ってました。
あと国語。たまにスパンととれるときがあって、ちょっとよく分からなかった。ただ、5年後半の谷は、SSクラスに上がって授業でやる国語がさっぱり分からなくなったからかな、と思っています。その後SBでやや持ち直していく気がする。
最終的には精神年齢が上がったのかも
次回、合不合の推移も見ようと思っていますが。
結局のところ、6年後半で精神的に成長した気がします。受験が自分ごとになるとか。目標のために嫌いなことも我慢してやるとか。というかそもそも、目標を持つとか。
息子は早生まれなので、11歳後半での成長。
こうしてみると、小3の入塾のときに先生に言われた「普通のお子さん」が見事にあてはまってる。普通に成長して、中学受験を完遂できてえらいぞ。
では、また次回!