【中学受験】カリキュラムテストの意味がやっと分かってきた【組分けテスト対策】

新学期が始まり、ようやく生活も落ち着き始めました。

春休みは旅行に出かけまくりましたが、ゴールデンウィークは静かに過ごす予定です。学校組は飛び石連休ですしね。

やっとこの後遺症から回復してきた

そしてGW最終日には、小5になった息子の組分けテストが控えています。

息子は、昨年の前半は早稲アカの校舎で最上位クラスにいましたが、後半に2番目、SBクラスに落ちました。そして新5年になってもSBに定着しつつあります。

夏休みまでに最上位クラスに上がるのが目標です

「穴はあって当然」by早稲アカ保護者会

3月にあった早稲アカの保護者会では、組分けテストの対策として「カリキュラムテストで学習の穴を見つけて、埋まりそうな穴を埋める」ということを言われました。

例えば、GW明けの組分けテストの範囲は予習シリーズの6~10回。カリキュラムテストは6・7回と8・9回分と、4月に2回ありました(10回はまとめ)。

早稲アカの保護者会で校長先生が言うには、カリキュラムテストの結果を見て、理解度が6回〇、7回×、8回△、9回〇だったとしたら「8回をがんばりましょう」と。「夏期講習などで復習はできるので、今は穴を残すことを前提としていい」ということでした。

このお話を受けて「穴があっていいんだ」と気が楽になったと、塾のママ友が言ってました。本当に。私もこれからは、「ああっ。穴だらけだ」という、あの絶望的な気持ちに陥らないですむかもしれません。

まあ、気休めだとしても(100%は信じてない)。

私はこれからも穴埋めに躍起になりそうですが、理解度×より△のほうを優先する、というところはすぐに試してみたいな、と思ってやってみました。

カリキュラムテストの結果から理解度を測ってみた

カリキュラムテストは、算国100点満点、理社50点満点。範囲は予シリの2回分になっています。

試しに息子の6・7回と8・9回、カリテ2回分の結果を、四谷大塚NETの学習診断表をもとに評価してみました。

表の左は範囲、上は正答率のパーセンテージ。表中の数字が誤答数です。

正答率ごとに傾斜するように係数をかけて、範囲ごとに集計してみました。例えば正答率10%の問題なら係数0.5、70%なら係数3です。そして、集計値が高いところに色を付けて…

が「簡単な問題もできなかった範囲」つまり×黄色がそれに次ぐ。黄色の範囲が、最優先に復習すべき箇所だということですね。

係数も色の付け方も適当です。本当は正答数も計算に入れたほうがいいのかもしれません。

でも、けっこう簡単に穴が見つかりました

カリテは「穴を見つけるためのテスト」だった!

はっきり言って学力アップのためには、早稲アカ生用のカリテよりも、四谷大塚生が受けている週テストのほうがいいと思います。週テスト受講が四谷大塚生の特権になるように、早稲アカ生が除外されたんじゃないの?とまで私は思っています。

今中1の娘の頃はカリテが存在せず、予シリ1回分ごとに毎週行われる週テストを希望者が受講するかたちでした。テスト後にはがっつり解説授業もあり、毎週土曜日の午後いっぱい使って大変だったけど、効果もてきめんでした。

娘のテスト受けまくり時代の話

息子の時代には、早稲アカ生は隔週のカリテが必修となり、物理的に週テストは受けられなくなりました(カリテを捨てて四谷大塚にお金を払えば受けられるのだろうけど)。

カリテは隔週だし、テスト内容も簡単でボリュームも少ない。開催も自校舎でテストの緊張感もなく、表彰もなく、先生からの評価もなく、「カリテに向けてテスト勉強しよう」というモチベーションにもなりにくい。

正直、カリテのメリットは「負担が少ない」ってところだけだな、と思っていました。

でも(問題が少なくて内容も基本的だと)学習の穴がよく見えるんですね!

息子にはカリテが合っている

今回はGWもあるので、なるべく広範囲に復習させます。

が、GWここから夏休みまでは5週後に組分け、また5週後に組分けと、ハードなテストサイクルになるので、今回やってみたようにカリテで理解度を測りながら、重点的に復習させようと思います。

息子は、授業で分からなかったことは、ずっと分からないまま。分からないままに宿題して、分からないままに授業で確認テスト受けて、分からないままカリキュラムテストを受けます。

宿題のあたりで是正したいんですが、丸付けしたついでにちょっと教えたくらいでは、なかなか理解は定着しません。

そういう穴になってる箇所がカリテではっきりと分かるんだな、と今回やってみてよく分かりました。

もうちょっと複雑なテストだと、こうはいかないのかもしれない。

週テストは、組分けテスト並みに凝った複合的な問題が出ていて、その回のどの辺が苦手かは見えにくかった気がします(あっ、CコースかBコースかにもよるのかΣ(゚□゚;)

ともかく。

聞いてなかったところは完全な空白」という文字通り穴があいている息子には、今のかたちが一番よさそうです。

授業を全部聞ける集中力、早く身につくといいな…

がんばろう…

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