休校の子供たちをみながらの自宅勤務、3週目に入りました。派遣社員の岡田です。
前回、派遣社員も自宅勤務できることになってありがたいけれど、子供の世話があるので時短やむなし。収入減やむなし。という記事を書きました。
その後、先週に派遣会社から「臨時休校に伴う保護者の休暇取得支援のための新たな助成金制度について」の連絡が来ました。
レポートします。
臨時休校に伴う(略)助成金でどう助けてくれる?
助成金について、政府の発表が3月9日。派遣会社からは3月11日に対応の概要についての連絡、12日に具体的な勤怠処理についての連絡が来ました。
支給額は、
休暇を取った場合は、有給休暇取得時と同じ金額。
一部出勤した場合は、上記の金額から実稼働分を差引いた金額。
私はテレワークで時短勤務をしており、収入3割減は覚悟していました。しかし、休校期間中はフルタイムで働くのと同じ額がもらえることに。ホント…?
政府の助成は日額の上限が8330円ですが、派遣会社が提示した額はそれより多くなっています。
今後、証明書を提出する必要がある(詳細は未定)
私はまだ完全には信用していません! そんなうまい話があるものか!! どこかに落とし穴がある…!!!
落とし穴があるとすれば、「今後、必要な証明書類を提出いただく(詳細は未定)」というところ。普通に考えれば休校対象になった子供がいることの証明かな…と思うんですが。
今後←ここが問題。だんだん状況が変わって「小学校以上の子供は時短の理由にならない」とか「テレワークできるのであれば救済の対象にならない」とか、言われるかもしれない…
そうなったら「私には時短の理由になるんだってば」くらいしか言えない…
しかし、本当に助成してもらえるのであれば。なんて手厚い…!
社会保険料をガッツリ払っているというのもあると思いますが、「被雇用者として保護されているありがたみ」をヒシヒシと感じます。
が。
フリーランスへの助成金は半額以下!
私は、自分の本業はまだフリーライターだと思っておりまして。自分の属性は被雇用者ではなくフリーランスととらえています。
(この辺の意識を実態に合わせて変えていく必要がある気もしているけど、今回は置いておいて)
なので、被雇用者への助成に遅れること数日で発表された「フリーランスへは一定の要件のもと日額上限4,100円を助成」というニュースにショックを受けました。
やっぱり。
ちなみに一定の要件とは、
●一定の要件
・個人で就業する予定であった場合・業務委託契約等に基づく業務遂行等に対して報酬が支払われており、発注者から一定の指定を受け ているなどの場合
厚生労働省「小学校等の臨時休業に対応する保護者支援の創設(委託を受けて個人で仕事をする方向け)について」別紙より
1日8時間労働だとして時給512.5円てなんだそりゃ。せめて最低賃金分じゃないんでしょうか? 算定根拠がよくわかりません。
個人事業主・フリーランスの事業資金のための無利子・無担保の融資制度があったり、国が取引先にフリーランスに配慮するよう求めたりと、他の政策もあるようですが。
あからさまに差を見せつけられて、動揺しています。
やっぱり、サラリーマンの安定感、ハンパないわ。
被雇用者として、雇い止めを覚悟しておく必要はある
私も派遣で働くようになってから、労働時間が一定になり、収入は増え、生活が安定しました。(本当に安定させているのは夫の収入ではあるが)
でも、問題はそれがいつまで続くか、ですよね。
このまま、楽な仕事でまあまあのお給料もらって。契約か、自分のモチベーションか。どっちが長く持つかな〜、なんて思っていましたが。
NY株も日経平均株価も暴落しリーマンショックのときと同じラインを辿っている、早ければ7月にもアメリカが景気後退の局面に入る、などと言われており。
自分の契約は今決まっている6月までかもな、と。
その後はどうしよう。
フリーランスに戻るのは、はっきり言って怖い! 残された時間で考えるしかない…orz
助成金で救済されても、派遣社員兼フリーランスの悩みは尽きないのでした。