明日から2月になります。小5息子がついに受験学年になります。
昨日記事にしましたが、小5の最後の組分け、ズタボロな成績でした。
最低偏差値を更新
【中学受験】5年12月の組分けテスト結果【自業自得】│まわらないドットコム (mawaranai.com)
それを受けて、ついに転塾を考え始めました。(責任転嫁したいわけじゃないけれども)
5年から6年の切り換えのタイミングで転塾する子たち
きっかけは、息子が通う塾の校舎から、2月から違う校舎に移る子が4~5人いるという情報でした。学年4~50人規模なので約1割が校舎を去ることになります。多くないか?
もちろん理由は色々あるでしょう。転勤かもしれないし、私立から都立受験へのシフトかもしれない。習い事の関係で曜日が合わずに塾を移るのかもしれない。
でも、今までも「このままこの塾に任せていいのか…?」と不安・不満を抱いていたところに、周囲でも転塾する子が多いという情報が入ってきたことで、「うちも一回、転塾を検討してみないと」という気持ちが生まれてきました。
はっきり言って、今の校舎の状況はよくありません。
というかその端緒は、姉である中1娘が6年のときに遡ります。子ども2人、通塾生活足掛け5年の私が解説しましょう。
校舎の過去3年間のいきさつ
もう2年近く前のことですが、娘が小学6年の夏休み前、SSクラスで教えてくれていた先生が一人、急病で退職しました。さらに、その後をフォローしてくれていたSSクラスの大黒柱的存在だった先生が、夏が終わるころに病で倒れてしまったのです。そして病状は回復せず、そのまま校舎を去ることに。
代わりに来た先生の授業はひどいし、それでも1カ月近く正規の先生が来ず、校長はおろか、沿線の責任者が来て深々と頭を下げて謝罪するまでになりました。それを見て「謝られても困る」と思ったものです。
結局「校長のフォロー」と「受験まで近隣の校舎のエース級の先生が授業にくる」ということで落ち着きました(近隣の校舎もいい迷惑だったろうけど)が、大黒柱先生が元気で、本番まで見てくれていたらなと、思わずにはいられなかったのでした。
いい先生が校舎にいるなんて、めったにない幸運なんだ…!
娘のときには4年から6年までの3年間、熱い主任の先生&大黒柱先生にがっつり教えてもらい、また4、5年はNN1組で教えるような(=トップ講師)校長先生もいて、毎回ではないけれど面白い授業をしてくれていました。
息子は娘が5年生のときに3年に入って受験をスタートしましたが、3年生には主任先生と校長が授業をしてくれる、というのが大きかったのです。
しかし、娘が6年になるときに校長先生が人事異動で去り、夏には大黒柱先生が倒れ、受験後の3月には主任先生が人事異動で去りました。
早稲アカは地域によって、人事異動が激しいところがある。ウチの校舎はそれ
【中学受験】なぜ、ウチの塾は先生の入れ替わりが激しいのか【早稲アカ】│まわらないドットコム (mawaranai.com)
こうした一連のことで、私は学びました。「この先生に教えてもらえてうれしい」と思える先生との出会いは、めったにない幸運なんだろうな、と。
今の校舎のアカンところ
というわけで、息子が通う校舎の現状をまとめると。
エース講師の不在&慢性的な講師不足による質の低下
まず、大黒柱先生と同等の先生が、いまだに補充されていません。近隣の校舎から来ていた先生は当然、娘たちの受験が終わって自分の校舎に帰りました。SSクラスの算数をアルバイトの学生が教えていて、SBクラスはいかにも新人っぽい先生(バイトなのか?)が来て、コロコロ担当が代わります。
「解法を質問しにいっても、『分からない』って言われて帰ってきた」なんていう情報もあって、全然頼りになりません。
ウチの息子は家庭教師(娘)でカバーしてるから質問にいかないけど(このときの組分けはダメだったけど)
【中学受験】急降下。5年12月の組分けテスト結果【家庭教師の成果は】│まわらないドットコム (mawaranai.com)
別の教科で、1人頼れそうな先生がいたのですが、その先生も、授業に来れなくなってしまって、いまだ復活しないのです。
授業中に騒ぐ子が野放しになりがち
ウチの息子もさんざん騒いできたので、本当に申し訳ないのですが…
息子より何倍も騒いで、注意されてもやめない子がいるらしいです。最近は騒いじゃう子にZoomで授業を受けてもらうなどの対応を取っているらしいですが、それも当然100%じゃなく、定期的に「また騒ぎになった」という話が入ってきます。
授業に集中できない環境を、改善できない校舎。これは、講師以上に問題ある。
自習室なし!
校舎が小さくて、生徒が増えているんですよね。で、自習室が確保できない状態が慢性化しています。
「近隣の個別指導のほうが自習室使いやすい」という情報もあって、それならうちも、特に直前期は個別指導も併用するべきだな…と思ったのですが、ちょっと待て。
「他の校舎では、普通に自習室が使えるのに、なんで我々は個別指導に何万も払って自習室を確保しなきゃならんのか」(個別指導の目的は自習室だけではないけれども)って話になりますよね。
熱意や親身さが足りない
熱い主任に代わって赴任してきた現主任の先生は、ベテランではあるものの淡々としたタイプの人です。もうちょっと踏み込んでくれたり、前向きなことを言ってくれたりしてもいいのにな、と思います。
それからクラスごとの担任もいるはずなのですが、特にSBクラスでは先生がコロコロ代わるせいか誰が担任か分からず、「息子さんのこの成績ですが~」という電話もほぼありません。
また娘のとき、前校長のころには、なんと時間外で「組分けテスト対策講座」や「理科の計算対策」があったりしました。もちろん今、そこまでは望んでいませんが、あの頃は熱意があったんだな~と思います。
SSクラスに上がれば解決する部分もある
娘はSSクラスで、息子は基本SBクラス、という違いもあると思います。
SBクラスはコロコロ先生が代わっていますが、SSクラスは少なくとも算国は安定して同じ先生です。
授業中に騒ぐ子もSSクラスにはいません。多分。
先生の熱意も、課外授業はともかく、娘がSSクラスで御三家を目指していたからこそだったのかもしれません。
息子本人の意見は
息子に「転塾はどう?」と聞いてみると、「転塾するなら△△校に行きたい!」と即答してきました。
どうやら校舎で仲のいい子が、△△校に転塾するらしい。
「バスの後、〇駅電車に乗るだけじゃん?行ける行ける」などとノリノリで言ってました。この軽さよ…
しかしその後、今回の組分けテストの成績を前に、母親(私)に「これ塾が悪いの?先生の教え方が悪いの? それとも自分が悪いの??」と詰められて、「自分です」と高倉健のように答えていました。
最後は本人次第。
でも、転塾を検討する最後のタイミングがきている気がします。泥舟と分かっていて乗り続ける必要はない。もう、空いた穴は補強されないのか?沈むしかないのか!?
続きます!