子供たちの中学受験沼に肩までつかっている岡田です。
現在、小5の長女、小3の長男がダブルで通塾中。入塾は、長女は小4の3月、長男は小3の7月。
スタンダードな入塾時期は小4になる前の2月(準備期間として12〜1月も)。
お察しの通り、長女のときは優柔不断で3月開始と出遅れたことが、けっこう尾をひいたこと(あとから考えて分かった)から、長男の入塾時期は前倒しにしました。
やっぱり、入塾は早いほうがいいな。という当たり前のことを、体験談をふまえて書いていきたいと思います。
中学受験の通塾開始は早いほうがいい
いうまでもないですよね。
なのに、長女の時には分からなかったんです。なんなら「5年からでもなんとかなるのでは?」と思ってました。長女は学校の勉強はかなりできるほうだったから、でしょう。
つまり、中学受験というものがどういうものか分かってなかったorz
長女と2年近くやって、やっと分かりました。
「中学受験と学校の勉強は別物」って。中学受験って、学校の勉強とは違う。というか、スポーツ系の習い事と同じカテゴリだと考えたほうがいいと思います。
サッカーに置き換えたらよく分かった
長男がやっているサッカーをみながら「中学受験って、サッカーとかスポーツ系と同じ気がする…」と考えてみたら、腑に落ちました。
学校の体育でいつも一番、運動会でもマラソン大会でも一番。でも、その子がサッカーは学校の授業でしかやってないとしたら、クラブチームや部活でサッカーやってる子にサッカーで敵うわけない。
みんなそれを知っているから、サッカーに本気の子は2、3歳からサッカーやってる。クラブ掛け持ちもわりと普通。もちろん、後から始めて上手くなる子も多いけど、身体能力がある程度高い子で比べれば、サッカーするトータル時間が多いほど、上手い。
中学受験も同じで、頭の出来不出来というものはある程度あるけれど、正しくトレーニングしたトータルの時間で差がついているのは間違いない。
なのに、中学受験の場合は「そんなに小さいうちから勉強させなくても」と、早くから始めるメリットがスポーツほど認められていません。多分。
学校で毎日勉強してるのに、これ以上勉強が必要?と思うのは当然
だって、毎日学校で勉強してますもんね。サッカー少年が毎日サッカーやる時間の数倍、勉強してます。それで「塾でさらに勉強しろ」と言われてもね。「なんで?」って思いますよね。
私は声を大にして言いたいですよ。
読み書きと計算まででいいから、中学受験に通用するくらいの基礎力を学校でつけてくれよ!って。
1・2年の生活、図工、音楽あたりを削って、本気で取り組めばなんとかなるんじゃないの?(暴論)
しかし、現状では「中学受験で求められる学力は、学校外で養う」ということになっています。中学受験で絶対必要な学力。学校では、そこまで仕上げてくれません。
あと、そんなに早く進路を考えてない
3年生くらいで「中学受験という選択肢もあるみたいだけど、どうしよう」と考え始めるのが普通ですよね。だから早く始めようがない、というのもありますね。
長男は「先取りで後の苦労を軽くする」作戦
つらつら書いてきましたが、とにかく中学受験のための勉強を始めるなら早いほうがいい。長女を人柱して(ごめん)それが分かったから、小3の長男の中学受験を思い立ったときに、即塾通い開始を決めました。
中学受験を思い立ったのは、新型コロナによる休校中の過ごし方が姉弟であまりに違うことに、危機感を持ったからでした。
そして、もうひとつ。長女は小さい頃から「利発なお子さん」「よくおできになる子」などの評価を受けてきた子。長男は「普通」とか「宿題を全然やらない」とか「ナメクジも躊躇なく触るのがすごい」とか…
よくできる長女が苦労している中学受験。目指すところも違うだろうとはいえ、長男はもっと苦労するだろうな。というのもあっての、先取り。
今、新小4スタートを目前にして、その成果が出ました。
長くなりましたので②に続きます。