早稲アカで夏期講習の申し込みが始まりました。
5年生は日間。4年生の日間よりだいぶ多く、6年生のに比べればちょっと楽、といったところです。
我が家の小5息子は「夏期講習を最上位クラスで受けること」を目標にしてきました。
しかし5月の組分けテストでは撃沈。もう半年位、中位クラスにいます。もう、何でもいいかな、とちょっと思っています。
夏期講習は、冬に向かう前の「心の休息所」
上の記事にも書きましたが、「夏期講習で前期の総復習ができる」というのは、かなり大きな心の拠り所になります。
当然、他の子もばっちり復習するわけなので、夏の終わりにある組分けテストで偏差値が伸びるかというとそうでもないのですが。
それでも、なんかもうどれだけ空いてるのか分からない穴を埋められるチャンスが残っているというのは大きい。
逆に、後期は。復習は冬期講習だけで大丈夫なんだろうか…と思っている暇もなく、1月にこれまでの総合力が問われる志望校判定、組分けテスト。そして2月には新学年。心が休まるときがありません。
気温が下がっていくほどにつらくなる。
中学受験でいえば4年、5年とつらい秋冬を過ごして、最後は6年の秋冬。考えるだけで心がキュッとなります。
しかし、厳しい冬を乗り越えた先には、必ず春が訪れるというね。娘を見ていると、今年の冬と今のコントラストが本当に信じられないくらい。受験とは、そのような真理を学ぶ機会として、現代人に与えられた試練なのだろうと思います。うん。
夏期集中特訓は「飛躍」か「穴埋めの続き」か
夏は、学年に関わらず「試練の冬」がまだ遠い、楽園のような季節なのです。
夏期講習は、毎朝お弁当を持たせれば、子供がせっせと勉強してくるという夢のような時間なのです。(費用は別として)
じゃ、夏期集中特訓は?
昨年度の4年生では、Cコース以上になったことがある子を対象に「NNジュニア夏期集中特訓」が開催されていました。優秀層向けに「いつもより難しい問題にチャレンジしよう」ということを主眼に置いた講座だったのだろうと思います。
ウチの息子は、昨年度はCコーススタートだったので受講資格は持っていましたが、受講させませんでした。娘が5年のときにNNジュニアを受講したけどムダだったかも…という経験があり、「背伸びしても伸びない」と痛感していたからです。
しかし。
5年の夏期集中特訓には「NNジュニア」の他に「レギュラーコース」があります。
レギュラーコースの内容は、算数なら平面図形、図形の移動、立体図形、理科なら星座と月。何か、穴を埋めてくれそうな匂いが…
休憩を抜いて1日約8時間。4日間。思い切り穴を埋めてきてくれ。
そもそも、CコースじゃないからNNジュニア受講できないけど
それでも「本当はNNジュニアを目指すほうがいいのかな?」と少し迷いはありました。6月の組分けでCコースに上がれたら、夏期集中特訓のNNジュニアの受講資格は取れるわけなので。
というのも、やっぱり上を目指して鍛えてくれるのはNN。と、娘のときにさんざん塾の先生から聞いていたので。5年の夏から「まずは、4月にNNに入れることを目指そう」と言われていたので。
でも、それを言われてたときの娘はC上位で最上位クラスに定着してたわけで。今の息子とは違うし。
それにNNジュニアは定員があるから、いっぱいになった時点で締めるらしい。6月に資格が取れたからといって受講枠が空いているとも限らないわけで。
ええい、お前はレギュラーだ!!
そもそもも何も、第一志望校がNN冠校じゃない
というわけで、有無をいわさずにレギュラーコースの夏期集中特訓を受講することになった息子。
このまま、NNとは縁遠くなっていくのかしら…
それはそれで未練の残る、夏期講習申し込みなのでした。