中1娘の1学期がもうすぐ終わります。
電車通学は大変ですが、娘はスムーズに学校に馴染んで友達もできて、楽しく通うことができました。
唯一にして最大の心配は、学習です。
中学受験が終わった後、まっっったく勉強しなくなってしまった娘。
今はここまでひどくないけど
反抗期は4割くらいで定着か
娘の反抗期は入学前後がMAXだったとすると、今は4割くらいのところで落ち着いていると思います。あくまで平均しての値で、ガッと反抗値MAXまで上げて噛みついてくることはもちろんあります。でもその頻度は減っています。
まあ頻度が減ったのは、親(私)が娘に多くを求めるのをやめたというのが大きいのですが。
例えば、お弁当は流しに出すまででよしとする。蓋開けて水入れといてまでは言わない。
マナーと生活習慣は、あまり妥協せずに注意しなきゃいけないと思ってはいますが、私は明らかに回避してます。夫がわりと正面からぶつかっていくので、もうそっちに任せようかと。
反抗期の子供とは「〇回に1回ちゃんとしてくれた、ラッキー」くらいに割り引いて付き合うとよい、と何かで読みました。これを実践するようになってから、わりと楽になったかも。
親に対する態度については、9割9分、割り引き。もう何も思わないようにしてます。でもときどき怒ったり傷ついたりしてます。
でも、学習に関する期待=親の目線は必要かも
そんな娘に、学習に関して何か言えるわけがない。
基礎英語を聴かせるのもこんなに大変
でも、「勉強得意だから中学受験がんばろう」ってがんばってきた娘にとって、「私は勉強が得意」というのは今でもけっこう大事なアイデンティティなんだと思います。「私けっこうできるよね」というアピールも見え隠れしています。可愛いぞ。
親としてそこに、期待をかけないわけにはいかない。
期待=親の目線、でもあると思うんですよね。そして「子どもへのまなざし」(著:佐々木正美)は私がはじめて読んだ育児書なのですが、やっぱり一番大事なことがタイトルになってるんじゃないかと思います。中学生になってもまだ子どもへの目線を絶やしちゃいけないだろうと。
「あなたのこと見てるよ」と、うざったくなく分かってもらう必要があるかなと。
でもその加減が難しいんですよね。間違えたら地雷踏んで心が砕け飛ぶことになります。
期末テスト前後で2回喧嘩したけど、すべて終わった
二度言いますが、学習内容には干渉するのは無理なので、テスト前も「がんばってね」「課題やってる?」とたまに聞くくらいでいました。
娘のほうから「英単語覚えてるか試して」と言ってきたときは協力しました。
テスト後も「どうだった?」とか聞かない。テストが返却されただろうな、と思っていても聞かない。
期末テスト関連でぶつかったのは2回。
テスト前に1度、私が「定期テストに向けて頑張るのは中高生の義務だ!」と説教し、テスト後に1度、娘が「勇気を出して結果を伝えたのに、両親揃ってぼろくそに言ってきた」とキレました。(ぼろくそに言ってない、理不尽ギレパターン)
結果は9教科で上位3割以内?って感じ(大雑把な分布図しかない)。本人もホッとしてました。ここぞとばかりに「がんばったね」とほめておきました。
夏期講習を勝手に検討してみた
9教科ではいい感じでしたが、英語と数学は平均点前後で、はっきり言ってイマイチでした。
私は公立中でしたが、小3から英語塾に通っていて、中1からは同じ塾で数学もやっていました。夫は私立中(スパルタ男子校)でしたが、中学時代にまったく通塾しなかったことを悔やんでいるそうです。
そういうわけで「英語と数学だけでも塾に通わせた方がいいのでは?」と、私たち夫婦間で意見が一致しました。
娘の中学の先生たちは一様に「塾は学校に慣れてから」と言ってましたが、そろそろ慣れたのでは?
むしろ色々試してみるタイミングは、夏休み以外にないんじゃない?
ということで、在宅勤務の昼休憩中に夫婦でPC並べて、色々検索してみました。
見慣れない英語塾を検索しまくった後の、駿台の安定感
高校受験はないことだし、あんまり受験を意識しない、英語に特化した塾もいいんじゃないかな?と思い、はじめは英語専門塾を中心に検索しました。
J プレップ、トリプレット、ウィングローブ… う~ん、大々的に夏期講習をやってるところって少ないな…コースもどこを見ればいいのか、よく分からないなー…
っていうのをしばらくやった後で、「大手も見てみるか」と駿台中学部のHPを開いてみたのです。
ドーンとヘッダーに「夏期講習」。タイトル下には「中高一貫校に通う中学生」「高校受験する中学生」って書いてある。分かりやすい…
「何この慣れ親しんだ感じ…」と誘導されるままに資料請求し、その日のうちに「学力を診断するチャレンジテストを受けませんか?」というメールを受け取り…
大手、すごい。
中1の間は絶対に塾に通わない宣言
夫婦ともにほとんど駿台に通わせる気になりつつ、その夜、娘に話してみました。
「絶っっっ対、通わない」
うん、予想どおりの答え。
それでも「夏だけでも」とか「家でずっとゴロゴロしてるのはよくない」とか「あとで大変になるよりはいいんじゃない」とか。やんわりと親としての意見を述べてみました。
すると。
「じゃテストだけは受けてやるか」
おお!
それから「中2からなら塾に通ってもいい」という言質も取れました。
娘も多少は自分ももう少し勉強したほうがいい、と思ってるんだろうな。そうだといいな…
ひとまず駿台のテストへ
早稲アカでの受験終了後、お世話になった先生に「大学への6年間がもう始まってますから!駿台模試を必ず受けてください!!」と言われたんです。
その言葉が強烈に記憶に刻まれていたので駿台模試、調べてはいたんです。実はすでに6月にあったのですが「いくらなんでもまだいいだろ…」とスルーしてました。しかし今回、思いがけず駿台に足を運ぶ流れになり、今回は学力診断だけど、模試も受けるようになるかもしれません。
こうなってみると、いよいよ本格的に中高生になったという気がして、感慨深いです。
今後も娘が気づくか気づかないかくらいの、かすかな期待を寄せていきたいと思います。