習い事のリストラはどこから?「やめどき」が知りたい【特にバレエ】

ここのところ、ブログの更新頻度が上がっています(これでも)。

なぜかといえば、最近、私の仕事が減っているからorz。 忙しすぎるとつぶれちゃうから、あまり受注のチャネルを増やしたくない。けど、チャネルが少ないと受注の波がおさまった途端に収入が目減りする。

フリーランスの悩ましいところです。

いまだに仕事が減るたびに焦りまくってる

フリーランス、仕事がない期間の過ごし方【共働き・母の場合】│まわらないドットコム (mawaranai.com)

というわけで、親の悩みをひたすら吐露するシリーズ(常にこれだが)。今回は末っ子の習い事を整理したいと思い、とりわけバレエをどうにかしたくて、調べたり考えたりしてみました。

末っ子の習い事が増えた経緯

【中学受験】兄姉の受験、下の子のケア問題② 5歳妹は習い事で解決? 小1の壁も回避へ(祈)│まわらないドットコム (mawaranai.com)

末っ子の習い事の費用を節減したい

うちの末っ子には、月々ピアノ、バレエ、スイミング、そして学童クラブ代がかかっています。合わせると、息子の学費 > 娘の塾代 = 末っ子の習い事 =5万円前後という感じです。

まだ中学受験も始まってないのにだいぶかかるな~と、つねづね思っていました。

末っ子は向上心だけはあるんだけど

「背も高くなりたい」末っ子の向上心が高すぎる話│まわらないドットコム (mawaranai.com)

学童クラブ

ウチは私がほぼ常時在宅で仕事をしているので、正直、学童クラブは必須ではありません(仕事の効率は落ちるけど)。でも、末っ子は保育園育ちで人間関係は学童クラブが中心なのです。本人も最高学年の小3になってクラブを取り仕切りたいと言っています。

ピアノ

はっきり言って、末っ子が「やめてもいい」と思ってるのはピアノかもしれません。言わないけど。

毎日練習が大変だし、ママも先生もうるさいし。でも、一番上手になっていて結果も出しているのがピアノです。親としては「今さらやめさせないぞ」の気持ちです。毎年の発表会や定期的なテストやオーディションがあってけっこう大変ですが…

スイミング

毎週、夫と一緒に片道30分自転車で通っているスイミング。なかなか級は上がらないものの、「末っ子の持久力向上に一番貢献している」とみています。上2人はベビースイミングから始めたのに、小学校低学年でやめてしまったためにろくに泳げない、という失敗もあって、なるべく続けさせたい習い事です。(上2人の反省を踏まえて、末っ子が始めたのは小学校入学前)

バレエ

そしてバレエです。女子の憧れ。

しかし「踊りたい者が踊るのではなく、選ばれた者が踊るのがバレエなの」by漫画『テレプシコーラ』(セリフはうろ覚えです)。

末っ子は4歳で始めたものの、選ばれている感じは今のところありません。正直、親もそれは分かっていて、「本人も楽しそうだし、いいか」の精神で今まで続けてきたのですが。

新体操はよかった(思い出補正)

ここで昔語り。

実は娘もバレエをやらせたかったのですが、新体操教室が幼稚園で開催されていたためにそちらに流れたという過去があります。(預かり保育中に教室に行かせてくれるから便利だった)

新体操のいいところは、体育会系ノリで鍛えられる、体育のマット運動ができるようになる、レオタードと自主練用の体育館代くらいで必要経費が安い。(←ガチ勢じゃない者の意見です)

内容は、幼稚園はお遊びだったけど、小学校からは大変でした。

毎日の筋トレ&柔軟メニューが毎月プリントで配布されて、ブリッジ、V字バランス、横・縦開脚(後半は180度以上)など 。夏の合宿では日中8時間ガチ練習。大会前は週4~5で自主練。大会の規定演技は全員同じなので、できない技は家でも練習。リビングのテーブルを端に寄せてブリッジ起きとか側転の特訓。

それでも今、「バレエより新体操のほうがよかったかな…」と思っているわけです。

バレエの発表会とは

末っ子は今までに3回、発表会に出演しています。そしてそのたびに、「もう、バレエやめよう?」というセリフが口をついて出てきてしまいます。

まず、作業負担。コロナ対策でシニヨン・メイクは本人の親がやることになっていて、メイクありのリハーサルのたびに、出発時間の1時間以上前から始めて動画観ながら四苦八苦。3回やってもさほど慣れません。それ以外に衣装の管理(サイズ合わせ)、発表会当日の係、それに付随する会合などがあります。

そして費用は、会場代と衣装代で十数万円。

そうやってまでして、発表会やリハーサルで我が子のイマイチな踊りを何度も見なきゃいけない。なんの罰ゲームですか。

ポワントを履きたい末っ子

一方、末っ子は、前回の大きい発表会でポワント(トウシューズ)を履くお姉さん方を見て、「あのリボンのついたシューズを履いて発表会に出たい」という、バレエ少女としては至極まっとうな憧れを抱くようになりました。今もずっと言ってます。

だから、その憧れを叶えるためにサポートしたいのは山々なのですが…

いかんせん、行動が伴ってない。自宅練習はほぼなし(何やっていいのか分からない)。週2のレッスンも遊びや用事でちょいちょい休む。教室でお迎えを待つ時間では、バレエ漫画じゃなくて『鬼滅の刃』読んでる

小5、小6の中学受験前か

ポワントを履くのは、末っ子の教室では4年生以上が基準です。順調に履けたとして、ポワントで発表会に出るのは小5か小6。中学受験するとしたら…それまで中受と両立するのは辛そうですが、この辺がやめどきかな、と。

一方、調べてみると、国際基準ではポワントを履く条件の1番目に「12歳以上であること」が掲げられているじゃないですか。ポワントは足に負担がかかるので、成長への悪影響を防ぐために医科学的な見地から決まっているそうです。

え、それなら12歳までポワント待ってほしい。先生頼むよ。でもそうなると、ポワント履きたいなら中学生までバレエやらなきゃいけない、ということになるわけで。

中学も続けることの意味

そもそも小学校4、5年でポワント履けたとして。「ポワント履いた!発表会出た!思い残すことない、やめます」って、それでいいのだろうか?

例えばピアノについては、いったん中学受験で休んだとしても中学で再開してもらいたいと思っています。

中3娘も、一応やっていたピアノを小6夏前でいったんやめて、中学で一応再開しました。娘は練習をちゃんとしないから、あくまで「一応」ですが。それでも、「ピアノは小学校までだとさっぱり忘れちゃいます」という先生の見解と、私の見解が一致して。10年近くやってたんだから、多少なりとも弾けてくれと。

バレエも同じで、せっかくポワントまで履いたなら、中学でいけるところまで続けたらいいんじゃないの?と思います。

受験後に戻るのは厳しい?

しかし、これも調べてみると「受験で太くなった体でバレエに戻るのは厳しい」という話が出てきて、それは確かに、と納得せざるを得ないものがあります。

息子は小6でサッカーを休んで受験後に戻ったけど、コーチに二度見されるほど太って、走るのもボテボテでした。

かといって、受験期に太らないように食事制限するのは、学習面みるので手一杯で考えられないし。

もし「中受後に戻る」という選択肢をとることになったら、その辺を説明して本人の気持ちを聞いてみないといけないですね。

結論:中学受験するか含めて、来年の秋まで保留

はい、保留~。

どうせ来年の秋には、中学受験するかどうかの判断をしなきゃいけないわけで。そのあたりでバレエをどうするか考えればいいや。

と言いつつ、中学受験自体も「4年は進学くらぶをやっておいて、本格的に受験するかどうかは5年の春前に決めればいいか」とかって、すでに判断を先延ばしにする案が有力になっていますが…

コスパじゃない

ピアノもバレエもプロになるわけではないから、その先に何があるわけでもない。

それでも、「将来役に立たない習い事ランキング」みたいなことは違うと思うんですよね。

お金が無尽蔵にあるわけじゃないので、コストは整理したいのですが…

文化芸術予算

私は学生時代、「日本の文化予算が少ない」というレポートを書いたことがあります。先進国でも日本の文化芸術に割く予算が群を抜いて少ない、と。

じゃ、そこを批判する(したことのある)自分は、文化芸術に予算を割いているのかと。そう思うと、苦しくても子供がやりたがる習い事はさせてやり、音楽会でも観劇でも行ってやろうじゃないの、という気持ちになります。

文化度が高いことは、決してムダじゃないはず(血涙)

というわけであと1年、このまま習い事を続けて、来年の秋にもう一度、どうするか決めたいと思います。習い事がんばるなら中学は公立中学でもいいのかな、とも50%くらい思ってます。

結局、愚痴で終わってしまいましたが、スッキリしました!

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