現在、進学くらぶ(四谷大塚の通信教育)で勉強している息子ですが、通っていた早稲アカ校舎の先生が定期的に電話をくれます。
早稲アカを休会して進学くらぶ生になった経緯
【中学受験】今が最後のタイミング?転塾を検討し始めた話①【早稲アカ】│まわらないドットコム (mawaranai.com)
塾からの電話はありがたいけど
早稲アカの先生から電話が来るのは、合不合や組分けテストの10日後くらいです。
「難関プログレス(早稲アカの日曜講座)の基準点が〇〇点と出ましたが、息子くんはいかがでしたか?」
と毎回、基準点の報告&息子の結果確認をしてくれます。春期講習で早稲アカに通ったときに面談して、難プロを目指していると話したので… ありがたい。
でもっ…
「算数の計算が全問間違ってまして…」
【中学受験】6年4月、第1回合不合判定テストの結果【難プロ受講資格は?】│まわらないドットコム (mawaranai.com)
「算数以外はわりとよかったんですけど…」
【中学受験】6年5月の組分けテスト結果【志望校、再考】│まわらないドットコム (mawaranai.com)
Webでテスト結果を見たダメージが薄れたころに、もう一度報告しないといけないのはつらい。
それでも、今の担当の先生はけっこう前のめりに学習の相談に答えてくれるので、やっぱりありがたいです。先生は、SBクラス(校舎の真ん中のクラス=四谷Bコース)の算数担当ですが、息子の現状を告げると
「夏休みまでに、4科のまとめを2周、3周、何周でもやってください」
と、きっぱり言っていました。
Bコース勢が今やるべきこと=4科ま
早稲アカのSBクラスでは、「4科のまとめ」を宿題に出して、必ずやってくるようにしているそうです。夏までにもう1周くらいするつもりなようです。
ウチでも、合不合を意識していた4月上旬にせっせと4科まをやらせて、1周は終わっています。でも、でも、GW前からは、組分けテストの対策が中心。ちょっと遠ざかっていました。
「今から1日1単元やれば、夏休みまでにもう1周できますよ」
ですって。
Cコース以上の子はやらない、算数の4科ま
ちなみに4科ま算数の難易度はA~Bコース向けで、先生も「Bコースの子には簡単過ぎる問題も混じっていますが…」と言っていました。
でも、息子は簡単な解法も時間とともに忘れてしまうので、たしかに繰り返しやる必要があると思います。
調べたところでは「入試直前まで4科まを繰り返したほうがいい」という説もあります。
ちなみに、また現中2の娘を引き合いに出しますが、娘は校舎最上位のSSクラスにいたせいか、算数の4科まをほとんどやりませんでした。その代わりに早稲アカ教材の「上位校の算数」だったのかな?
A~Bコース向けと聞いて納得です。
それにしても。算数が一番苦手だった娘。算数以外に得意といえそうな科目がない息子。しかし、その算数でも娘に遠く及ばない息子…
ポテンシャル的には息子のほうが算数が得意そうなんだけど、小学1年生から培われた基本的な学習スキルの違いがこの差になっているんだろうな、と思います。娘、本当にがんばったよ。
算数漬けで苦しかった娘の受験
【中学受験】国語女子小6、算数偏重で勉強してきた結果【偏差値推移】│まわらないドットコム (mawaranai.com)
単元別の構成なので、苦手の特定&克服に効果がある
4科のまとめは、単元ごとに解説&問題をまとめた教材です。
だから、苦手な領域の穴埋めにとてもいいんですね。
穴だらけな息子は、社会、国語についても4科まをせっせと周回しています。
理科の4科まはイマイチらしい
早稲アカでは「理科の4科まはイマイチである」ということで、理科だけは早稲アカオリジナルの「マスターテキスト(知識編&演習編)」を使っています。
ウチも6年開始(2月)時点では早稲アカにいたので、理科の4科まは購入しておらず、マテキ派です。
マテキは超シンプルな白黒刷りで、フルカラーの4科まよりもどういいのか、比べていないのでわかりません。
もしかしたら、こういうオリジナル教材をつくることで「早稲アカは、四谷大塚よりさらにブラッシュアップされた教材を使っている」って思わせる戦略なのか? と邪推しないでもないけど…
マテキの知識編は細かいし、演習編にはかなり難しい応用問題も載っているので、難易度的な話なのかもしれません。
実力完成問題集(じっかんもん)はどこへ
ところで、基礎力は4科までつけるとして、応用力はどうするのか?
そういえば娘のときには「じっかんもん=実力完成問題集」という教材があったな、と思い出しました。
娘と息子は2歳差姉弟ですが、2年の間に予習シリーズが大きく改訂されました。そして、四谷大塚HPでは、実力完成問題集が6年生の教材から消えています。
あれ~? 実力はどうやって完成させるんだ?
前期からあったから、後期用の「入試実戦問題集」でもないし、 通年の選択教材「算数総合問題集」は全然違う…
と悩んでいたら、当時は「5年までの演習問題集=6年の実力完成問題集」だった、という記憶がよみがえりました。
そうだそうだ、塾の保護者会で「6年からは、今までのえんもんがじっかんもんになります」と言われて、「???」ってなったんだった。
今は「えんもん」に統一されたってことですね。
言いやすくなっていいけど、「じっかんもん」の重々しい響きが「受験学年だぜ!」っていうテンションアップに一役買っていたと思うので、そこはちょっと残念です。えんもんじゃテンション上がらないよ。
最終的には演習問題集のステップ②をスラスラ解く
娘は算数について、「演習問題集の練習問題をスラスラ解けるようになること」と塾の先生から言われ続けていました。
夫も私も、この「演問の練問」の呪縛が残っていて、ここが息子のゴールだと思って算数の学習に並走してきました(間違ってたかもしれないけど)。
改定後の6年生の演問は、ステップ①(基礎)、ステップ②(応用)、ステップ③(難関校対策)に分かれているので、目標は「ステップ②をスラスラ解けるようになること」。
本当はそろそろ、そうなっていてほしいところだったのですが…
息子は学習量・努力量と点数がつながらないから、もうよく分からない。がんばってくれ…