二学期が始まりました。
娘は学習面、息子は引き続き素行が心配です。
娘は内部進学がピンチ
【大学受験】この夏、中3娘のスマホを没収した話【どうする二学期】│まわらないドットコム (mawaranai.com)
息子は体育会系パリピ
【中学校生活】「パリピは運動部に入れておけ」は正解か【体育会系の功罪】│まわらないドットコム (mawaranai.com)
一方、末っ子がなんやかや心配すぎる、という話です。
末っ子は、こんな感じです
【中学受験】小1末っ子に行かせたい私立中学の条件【妄想】│まわらないドットコム (mawaranai.com)
叱られやすい末っ子
1学期、末っ子は「忘れ物が多い」「宿題のやり方がいい加減すぎ」ということを、担任の先生からかなり指摘されました。親にも電話が来ました。成績表もひどいものでした。
もともと低学年のうちに学習面をちゃんとみなきゃなとは思っていましたが、「この子をサポートしなければ! 」というプレッシャーがすごいことになりましたorz 押しつぶされそうだ…
低学年は大事だと分かってはいる
【小学校】学習習慣をつくって「小2の壁」を乗り越えよう①│まわらないドットコム (mawaranai.com)
学校で叱られまくり
こそっと言いますが、末っ子は担任の先生からかなりマークされているような気がします。
1学期の途中に「今年の担任の先生は厳し過ぎる」といった噂を聞き、末っ子に「〇〇なこと(やり過ぎ感のある叱責)あったと聞いたけど、本当?」と噂の事実確認をしたところ、「うん、そのとき末っ子ちゃんも一緒に怒られてた」と。
末っ子、まさかの当事者でした。
でも、先生の厳しさにかなり苦しくなってる子もいるらしいのに、末っ子にはあまり効いてないみたいです。
叱られ耐性がついてる
ちなみに末っ子は、習い事でもめっちゃ怒られてます。ピアノの先生には期待をかけられつつ厳しく指導されているし、バレエでもストイックな先生に支度から姿勢まで注意されています。
だから、叱られることに耐性があるんですが、いいことじゃない気がする…
末っ子が怒りを生み出す公式
こうやって振り返るたびに「末っ子に優しくしてあげなきゃな」と思います。でも、末っ子と面と向かうと、イライラして怒っちゃうんですよね。
(空気全く読まないマイペース+変なこだわり)× 人の話聞かない = 怒
これ。担任の先生も、ピアノの先生も、バレエの先生も。みんなこれで怒ってしまうんだと思います。
ケンカに弱い末っ子←NEW!
一方、末っ子は性格は面倒くさいところもあるけど、基本的に天真爛漫で明るく親切で、いい奴だと思います。滅多に友だちとぶつかったりしません。
しかし、友だちとケンカになってしまうこともたまにあります。保育園では先生から報告があるし、小学校では本人からの報告があるので、大体のパターンは分かっています。
末っ子がケンカになるパターン
末っ子は、自分が認識しているルールや事実と違う認識を持った子が現れたときに、譲ることができずぶつかってしまいがちです。
そして、客観的には末っ子が正しいことが多い。末っ子は決まり事へのこだわりが強いので。
一度、末っ子の主張が正しかったのに学童の先生の勘違いで怒られてしまい、泣いてしまったことがありました。その後、先生は間違いに気づいて謝ってくれたそうですが。このときは家でも思い出して泣いてました(このパターン以外は怒られてもけろっとしてる)。
問題発言「末っ子ちゃんはケンカにいつも負けてる」
で。
1学期にも末っ子が同級生とケンカになったことがありました。原因は、体育のダンスの立ち位置。
末っ子が「ここ」と思って立っていたところ、「もっとそっち」と言ってきた子とケンカになって、最終的に「そっち行け」と押された、というものです。小学生あるある過ぎて、私はあまり気にとめていませんでした。
それが先日、席替えでそのケンカした子と席が近くなったと聞いて「前にケンカした子だね」と言ったら、「そう、末っ子ちゃんがケンカで負けた子」と末っ子。さらに、「末っ子ちゃん、ケンカ弱いから…」と言うではありませんか!
負けた認識を持っていること、そして、やっぱり末っ子ってケンカ弱いんだ… ということにショックを受けました。
我が家はケンカ強者の集まり
なぜ、自分の子が「ケンカに弱い」ことがショックなのか。
それは、私がケンカに負けない強者の位置に居座っていたからに他なりません。
まず、私自身、ケンカにあまり負けたことがない。「もういいや」と引くことはあっても、「相手に負けた」と思ったことはない。大人になってからは「人とケンカすること自体が敗北」だし、そういう意味では何度も負けていますがorz。
娘、息子も「ケンカに負ける」ことはありませんでした。
娘は空気を読むのが上手くて、トラブル回避能力が高く、万一ぶつかってもレスバ強者。
息子は陽キャ・パリピで、ケンカもパフォーマンス(弱い子を傷つけないか心配で、いつも言い聞かせてる)。
夫はガタイもいいし、人のことを意に介さないしで、ケンカが逃げていくタイプ。
ケンカ弱者への解像度を上げて…
末っ子が自分でケンカが弱いと言ってるのを聞いて、娘も「えっ? ケンカが…弱い?」とショックを受けてました。
だって、ね? 小学生女子のケンカってつまり口喧嘩なわけで、これが弱いということは…
…これ以上の言及はやめておきますorz
娘とは、私たちはケンカに弱い人たちのことをもっと思いやれるようにしなきゃね、という話をしんみりしました。
受け入れていこう!
とにかく。
「ケンカは弱くていいんだよ、人を傷つけない末っ子ちゃんえらい」と、言ってあげたいと思います。
そして、末っ子の弱いところに配慮しながら今後の進路を考えてやりたいと、改めて思いました。
地元の公立中学 VS 中学受験
やっぱりこれ。
子どもを中学受験させるか否か。本人の意思が強いパターン以外では、これが中受の命題なのではないでしょうか。
これまで我が家では、娘は「勉強が得意な娘の特性を最大限に活かす」、息子は「公立中学で内申絶対取れないから高校受験回避」という理由で、中学受験に踏み切り、迷いながらも完遂することができました。
でも考えてみると、娘 & 息子には「どこに行ってもやっていける」という自信があったので、わりとポジティブに、学校の特性だけ検討すればよかった。合わないときのことを考えなくてすむのは大きな強みだったんだなと、今は思います。
一方、末っ子はどこにでも突っ込めばいいってもんじゃない気がする。この子の要領の悪さ、人間関係構築のまずさを考えなきゃいけない気がする。
既存の人間関係を活かせるのが公立中の強み
はっきり言って、トップ層の学校では積極的に意地悪をする子の割合は減ると思います。みんなそれどことじゃないから。でもそのちょっと下からは同じかなと。優秀とされる層でも、普通にいじめがあると思う。
そして末っ子は、すでにトップ層ではないことは見えています。
がんばって中学受験した先に、末っ子にとって心地よい環境があるのか?
どこに行ってもやっていけるわけじゃない子なら、小学校で培った人間関係を活かせる地元の公立中のほうが安心なのではないだろうか?
まあ、まだ小2なので。
あと1年余り、考えます。